皆さん、こんにちは!撮れ高映像部の西川です!
今回は、写真・映像の中に独特の雰囲気を生み出す「フレア」と「ゴースト」を、あえて狙って撮る方法についてご紹介します。
フレアとゴーストとは
フレアとは、強い光がレンズ内で反射することで、画面全体が白っぽくなったり、コントラストが低下する現象です。一方でゴーストは、光源の形がそのまま写り込むように現れる光の像のことを指します。
どちらも「綺麗に写す」という意味では、マイナスに働く要素で、本来であれば、避けるべきものとされる現象です。ですが、その“乱れ”こそが、フレア・ゴーストにしか出せない表情になることもあります。

狙って出すためのポイント
フレアやゴーストを出すために重要なのは、「光の入れ方」です。逆光や半逆光の状態を作り、太陽や街灯などの光源をあえてフレーム内、もしくはギリギリに配置します。
レンズに対して斜めから光が差し込むようにすると、より印象的に現れやすくなります。また、レンズフードを外すことで、光の入り方が変わり、フレアはより出やすくなります。普段は抑えるためのものを外す。この少しの違いも、大きな変化につながります。
機材による違い
使用するレンズによって、フレアやゴーストの出方は大きく変わります。特にオールドレンズは、コーティングの影響で光がにじみやすく、柔らかい表現になりやすい傾向があります。その不安定さが、どこか懐かしい雰囲気を生み出してくれます。
一方で、現代のレンズでも条件次第では、シャープさを残したまま印象的なゴーストを出すことができ、ブラックミストフィルターなどを組み合わせることで、さらに光の広がりを強調することもできます。フレア・ゴーストを出しやすいオススメなレンズは、
・MINOLTA MC ROKKOR f1.7 55mm
・smc supert takumar f1.8
上記は人気の割にコスパよく手に入れられるレンズになっています。
実際に撮ってみて感じたこと
実際に撮影してみると、フレアやゴーストは思い通りに出せるものではありません。同じ場所でも、少し立ち位置を変えるだけで、光の入り方が変わります。ほんの一瞬で、さっきまで見えていたものが消えてしまうこともあります。
だからこそ、その一瞬を探している時間が、どこか心地よく楽しく感じられます。狙っているのに、完全にはコントロールできない。その距離感が、この表現の面白さであり、写真や映像の奥深さなのかもしれません。
おわりに
フレアやゴーストは、決して万能な表現ではありませんが、少しだけ光の向きや角度を意識するだけで、いつもの景色に違った表情を与えてくれます。
綺麗に写すことだけが、正解ではない。そう思わせてくれるのも、こうした表現の魅力のひとつです。
ほんの少しだけ崩れた光の中に、自分だけの一枚が見つかることもあります。これからも光との向き合い方を探りながら、自分なりの表現を見つけていきたいと思います。
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