映像技術解説

バラエティ番組のロケにCAとして参加〜外ロケでのレンズ管理やプロクサーの使い方など多くの撮影技術を学習

皆さんこんにちは!撮れ高映像部の佐藤です!

先日、バラエティ番組のロケ撮影業務のご依頼をいただき、CA(カメラアシスト)として参加してきました!

屋外での撮影ということもあり、普段の現場とはまた違った緊張感とスピード感のある一日となりましたので、当日学んだことについて書きたいと思います。


機材構成と現場の動きについて

今回のロケでは、Sony HXR-NX5Rを3台に加え、GoProDJI Osmoといった複数のカメラを使用した体制で進行しました。シーンや用途に応じて機材を使い分けながら、限られた時間の中で効率よく撮影を進めていく現場はとても印象的でした。

その中で私は、タイムスケジュールを常に意識しながら「次に必要になる機材は何か」を考えて動くことを強く意識していました。ロケは時間との勝負でもあるため、先回りして準備をしておくことで、全体の進行がスムーズになるということを改めて実感しました。

外ロケではレンズの清掃が重要

屋外での撮影ということもあり、特に意識していたのがレンズの清掃です。砂埃や指紋、細かな汚れが映像に影響してしまうため、こまめにチェックとメンテナンスを行うことの重要性を学びました。また、ホワイトバランスは基本的に5600K付近で設定されており、自然光に合わせた色味で撮影が行われていました。

日が落ちた後のインサート撮影では、照明を使用してあえて昼間のような質感を再現しており、その際も色温度を5600Kに揃えることで、違和感のない映像作りがされていた点がとても印象的でした。

プロクサー(クローズアップレンズ)の使い方を学ぶ

今回の現場で新しく学んだのが、プロクサーと呼ばれるクローズアップレンズの使い方です。プロクサーは、レンズの先端に装着することで最短撮影距離を短くし、被写体にぐっと近づいた接写を可能にするフィルターです。マクロレンズのような表現を、比較的手軽に実現できるのが特徴で、小物や料理などのインサート撮影で活躍します。

装着もフィルターネジに取り付けるだけと簡単で、ズームレンズと組み合わせて使用できる点も魅力の一つです。また、番号によって効果の強さが異なるため、被写体に応じて使い分ける必要があります。実際の運用として、プロクサーを使用する際にはUVフィルターを外すことで、フィルター同士の間に入り込むホコリを防ぐといった細かな配慮も重要であると学びました。

PL偏光フィルターの効果

もう一つ印象に残っているのが、PL偏光フィルターの存在です。PLフィルターは、光の反射を抑えることで映り込みを軽減し、被写体本来の色をより鮮やかに表現するためのフィルターです。水面やガラスに映り込む不要な反射を抑えることができ、風景や物撮りにおいて非常に有効です。

レンズの前に装着し、フィルター枠を回転させることで効果の強さを調整できるため、状況に応じた繊細なコントロールが求められます。現場ではこうした細かな工夫が、最終的な映像のクオリティに大きく影響していることを実感しました。

インサート撮影の工夫と現場の判断力

ロケを通して特に印象的だったのは、インサート撮影に対する考え方です。タイムスケジュール上では、インサートの撮影時間は最後に確保されていましたが、実際の現場ではカメラマンの方々が隙間時間を活用し、その場で撮れるインサートを効率よく撮影していました。

移動の合間や準備の合間など、わずかな時間も無駄にせず撮影を進めていく姿はとても勉強になり、限られた時間の中で最大限の成果を出すための意識の高さを感じました。

まとめ

今回のロケを通して、機材の知識や技術だけでなく、現場での立ち回りや先を読む力の重要性を改めて実感しました。まだまだ学ぶことばかりですが、一つ一つの経験を積み重ねながら、よりスムーズに現場を支えられる存在になっていきたいと思います。

このような貴重な現場に関わらせていただけたことに感謝しつつ、今後の成長に繋げていきたいです。

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