皆さんこんにちは、撮れ高の西川です。
先日、バラエティー番組のロケ収録のご依頼をいただき、音声として参加してきました。ロケならではの臨場感や突発的な展開が多い現場で、瞬間的なリアクションや空気感を逃さないことを意識して収録に臨みました。今回はそちらの業務についてお話したいと思います。

音声としての業務内容~番組らしい音作りを意識
今回の現場では、ワイヤレスピンマイクを2波、ガンマイクで収音し、zoom f4フィールドレコーダーで収録を行いました。ワイヤレスピンマイクは出演者2名に仕込み、安定した音声を確保しました。バラエティでは予期せぬ発言やリアクションが魅力の一つであるため、常にクリアな音を押さえられる体制を整えました。
ガンマイクは、インタビュー時のコメント収録に加え、観客のガヤやその場の空気感を収める目的でも使用しました。ワイヤレスで“芯”の音をしっかり押さえつつ、ガンマイクで周囲の反応や臨場感をプラスすることで、番組らしい広がりのある音作りを意識しました。その結果、大きなトラブルもなく、スムーズに撮影を進めることができました。
風が強まる場面がありジャマーの準備不足が反省点
一方で、ロケが屋外だったため、インタビューおよび観客のガヤ収録時に風が強まる場面がありました。通常のジャマーで対応はできたものの、風の音がかなり聞こえていた為、より万全を期すならガンマイク用のカゴ型ジャマーを準備しておくべきだったと感じています。環境への備えをもう一段階上げられたと反省しています。
通常のジャマー(ファー型)とカゴ型ジャマーの違いについて
通常のジャマー
- 比較的軽く取り扱いやすい
- 耐風性能は普通だが、音がこもりにくい
カゴ型のジャマー
- 防風性能は高いが、音がこもりやすい
- 大きく重いため、少し取り扱いが難しい
今後は様々な状況を想定して現場での余裕に繋げたい
ロケは毎回コンディションが違うからこそ、準備の幅がそのまま安心感につながると改めて感じました。今回は大きなトラブルなく終えられましたが、「問題がなかった」で終わらせるのではなく、もう一段クオリティを上げられなかったかを振り返ることが大事だと思っています。
特に今回の様なついては、少しでも風の可能性があるなら一段階強めに備えておくべきだと実感しました。次回以降はハコ型ジャマーも含めて、状況に応じた複数パターンを標準で用意しておきたいと考えています。
また、ワイヤレス2波とガンマイクの使い分けについても、よりスムーズに対応できるよう準備段階からイメージを固めておくことで、現場での余裕につなげていきたいです。
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