皆さんこんにちは!撮れ高映像部の三浦です!
先日、愛知県で開催されたヒップホップフェスの生放送のご依頼をいただき、CA(カメラアシスタント)として参加させていただきましたので、事前準備〜当日の様子までを、今回から3部作にして綴りたいと思います✍🏻※今回は第1部【事前準備編】です。
関連ページ(オンエア情報):ヒップホップフェス『AH1』の生放送にてSW・撮影業務を担当
2ヶ月〜1週間前の業務内容
本番当日までにも様々な準備がありますが、約2ヶ月前〜1週間前の期間で実際に私が行った業務内容は下記の通りです。
①機材準備
当日使用する機材のチェックを行います。今回はレンタルする機材も多く、初めて使う機材もあったので事前に下調べしておきました。
②CA配置・シフト表作成
カメラを9台使用したのですが、その内、4台が動くカメラだった為(ケーブルを捌く必要がある為)、その4ポジションに、CAの誰をどこに配置するかを決めました。
※この結果がどう出たか……は、第3部(本番当日編)をお楽しみに…!!※鋭意執筆中ですので更新までしばしお待ちください!!!
また、今回のイベントはフェスということもあり、本番が長時間に渡ることや、猛暑の中での野外フェスだったため、全員均等に適宜休憩を回す必要がありました。休憩要員の方が休憩に回る時間やタイミングを、全員が可視化できるように表を作成しました。
③テロップ・蓋絵作成
生放送の際には、アーティストの名前が下端などに表示(テロップ)されていたり、配信が開始されるまで静止画(蓋絵)が表示されているのを見たことがある方は多いと思いますが、今回、私自身初めてテロップ・蓋絵作成に挑戦しました!✨
制作に使用したソフトはAdobe Photoshop(アドビ フォトショップ)です。こちらは世界中で広く利用されている画像編集およびデザインツールです。正直なところ、私はこのPhotoshopをあまり使い慣れていなかったため、慣れるまでに少し時間を要してしまいましたが、使い慣れてくると、テンポよく作業が進められるようになりました。
関連リンク:Adobe Photoshop
制作中は、どの部分を重要視するのかなど、テロッパーさんやプロデューサーさんに細かく確認しながら、位置を最優先に、バランスを全体的に整えることで、意図されているものに近づけられるように工夫しました。
当初提出したテロップは文字が薄く、どこに表示されているのか分からないものになっていましたが、ご指摘をいただき、エッジを効かせることによって、アーティスト名ははっきり見やすくかっこよく、かつ、悪目立ちしすぎないテロップを作成することができました。
また、日本語表記や英語表記のアーティストの方もおられ、特に小文字のjやyなど、下に少し伸びる文字については、位置やサイズに支障が出ないよう、全体的にバランスを整えることが難しかったです。


また、蓋絵については、一目でタイムテーブルやメッセージが伝わるように、サイズや位置を工夫しました。特に工夫したのは、デザインをイベントの雰囲気に合わせることです。フライヤーなどのデザインになるべく近づけることで、画面で見ている方にも、現地と同じ雰囲気を味わってもらいたいと思いました。様々なパターンを提出し、選ばれたデザインの1つが採用されています。
テレビや配信などを見る際に、何気なく表示されているテロップ・蓋絵ですが、今回自身が作成してみて、改めて難しいなと感じましたので、今後は、どのようなところに工夫しているのか注目しながら見ていきたいと思っています。
④事前研修
今回、研修で現場に入られる方の為に、現場で困らないように、本番の数週間前に会社にお越しいただき、最低限のワード、業務内容、ケーブルの巻き方、持ち物などをお伝えするいただく時間を設けました。なるべくわかりやすく伝えるために、難しい言葉を使わないようにしたり、資料を作成するなど、工夫をしました。
本番1週間前!怒涛の準備期間
この時期になると、細かい抜けがないかなど様々なチェックを行います。
具体的には、今回は当社で収録メディアを出すことになっていたため、SDカードのフォーマットをしておいたり、水や塩タブレットの購入、当日入っていただくスタッフさん用に、時間の連絡、現場で見るための機材表の印刷などなど…。このような、細かい仕事を事前にどれだけできるかは、当日の進行にも大きく影響するため、念入りに行いました。
この間も、他の現場は無くならないため、業務の合間を縫って資料作成するなど、他の現場との両立がとても大変だったのですが、他の現場に行った際に勉強になったことや感じたことをメモしておき、今回の現場で活かすことができたのは、とても良い経験でしたので、今後も継続していきたいなと思っています。
次回、第2部【仕込み編】!お楽しみに!!
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