制作実績

東京ドームのライブイベントの撮影業務にCAとして参加~センターステージ上手側のカメラをサポート

みなさんこんにちは!撮れ高映像部の河野です。

先日、ライブイベントの撮影業務のご依頼をいただき、CA(カメラアシスタント)として参加させていただきましたので、ご紹介いたします。

リハーサルから本番・撤収までするグループに参加

このライブイベントは東京ドームで行われました。私は昨年地方から上京してきたこともあり、生まれて初めて東京ドームの中に入りました。弊社スタッフを含め業務にあたったメンバーは、夜通しで仕込みをするグループと、リハーサルから本番と撤収までするグループの2班体制で、私は後者のグループに参加しました。会場入り後は、夜通し行われていた仕込みが完了してないとのことで、そちらの作業を手伝った後に、リハを約5時間、本番を約3時間半行いました。時間だけ聞くと長く感じますが、体感は本当にあっという間でした。

本番中はケーブル捌き・撤収はケーブル回収を担当

リハーサルと本番中の主な業務はケーブル捌きです。カメラマンさんやカメラを置いている三脚がケーブルに引っかからないようにサポートします。想像以上の会場の大きさに圧倒されながらの業務でしたが、私がつかせていただいたカメラは、センターステージの上手側(お客様側から見て右側)で、花道も一緒に担当するポジションでした。

本番中は演者の皆様のトークはもちろんのこと、企画がとても面白かったため、楽しみながら業務にあたりましたが、5万人以上の超満員のお客様が見守る中、センターステージ付近の担当だった事もあり、とても緊張しました。作業中一瞬だけ見渡すことが出来た客席の景色は圧巻で、一生忘れることのないものとなりました。

また、当日はステハン(ステージハンド)さんというCAとは別で、ケーブル捌きを手伝ってくれる方が付きました。リハーサル中は、ケーブルを上手く配線できず演者さんにケーブルを踏ませてしまったため、本番前にカメラマンさんとステハンさんに相談し、演者さんが気持ちよく道を通れる配線を考えて実践しました。また、本番中は、お客様の視線の邪魔にならないよう、かがみながらケーブルを捌くため、後ろのことまで気が回らなかった際や、暗転中に私が上手くケーブルを捌けなかった際など、ステハンさんのサポートのおかげで本番は事無きを得ました。大変ありがたかったです。

ただ、常にハプニングというのは付きもので、演者さんがリハとは違う動きをしたり、カメラマンさんが自分の予想とは違う動きをしたりなど、想定よりもケーブルが足りず、客席横をダッシュしてケーブルを調整することが多々ありました。そのため、カメラマンさんとぶつかってしまったり、ケーブルが上手く捌けなかったケースが何度かあったのが今回の反省点でした。

撤収はケーブル回収が主な作業でしたが、カメラ1台につき1本のケーブルで繋がっているわけではないため、回収しなければならないケーブルの数が非常に多かったです。CAさん達を始め、一緒に声を掛け合いながら沢山の方々の協力を得て、終演後約2時間でカメラケーブルの撤収を終えました。これまで様々な業務に行かせていただきましたが、20台を超えるカメラが入ったライブイベントの業務は初めてで、撤収もとても大変でしたでしたので、徹夜組の仕込みや準備もかなり大変だったと思います。

お金をいただくということの”責任”

私たちは様々なエンターテイメントに携わっています。特に今回は沢山のお客様がお金を払って足を運んで見にきてくださっている状況の中で仕事をしました。もちろんお金が全てではありませんが、こんなに楽しい空間でお金をいただいて働かせていただいてる以上は、適当な仕事をしていてはお客様に失礼であると、一生懸命取り組ないといけないということを、超満員のお客様を見て感じました。さらにこのライブイベントは、ライブビューイングや生配信もされていたため、推定16万人のお客様に同時見ていただいていたという事を後日知りました。そのような状況でCAをできたことは光栄ですし、非常に大きな喜びを感じています。

今後も皆さんがこのようなライブに参加される際に、私達カメラチームをもし見かけたら、言葉に出さずとも温かい気持ちをいただけるよう、しっかり良い仕事をしていこうと思います。

弊社では、ライブコンサート以外にも、スポーツ中継やテレビ番組などの撮影・収録、企業向けのネット配信、ENGロケ地ツアー、MV制作など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。お気軽に電話メールにてご連絡ください。お待ちしております!

株式会社 撮れ高(03-6274-8982)

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