みなさんこんにちは!撮れ高映像部の若月です。
前日、高校野球中継の撮影業務をご依頼いただき、CA(カメラアシスタント)として参加させていただきました。
今回、私は初めてスポーツ撮影業務を担当しました。中継車の中に入れていただいたので、その時の様子もお届けします。
本番前の準備~観客席のケーブル養生
野球場でのカメラのポジションは、バックスクリーンの横に1台、一塁側応援席に1台、一塁側、三塁側ベンチ横のカメラ席に1台ずつの計4台です。4台とも三脚使用ですが、位置は固定のため本番中のケーブル捌きはありませんでした。
朝現場に集合御、パスの代わりのビブスを着てカメラチェックに向かいます。その後、放送席のモニター準備のお手伝いをして準備は終了です。
リハーサルまで時間があったため、ケーブル養生のチェックをしました。今回ケーブルは、お客さんが入る観客席の通路などに這わせて、カメラポジションまで引いています。そのため、お客さんがケーブルに足を引っかけて、転んだりする事の無いように、地面にテープで養生をしていました。沢山の人が歩いた後で、一部テープが剥がれているところもありました。そのままにしておくのは危険なため、チェックしておいて良かったです。
本番中の中継車でお仕事を見学
本番中はケーブル捌きがないため、普段は入ることのない、中継車の中に居させて頂くことになりました。中継車の中には、VEさん、スイッチャーさん、ディレクターさん、CGオペレーターさん、スローオペレーターさんがいらっしゃり、VEさん以外のお仕事を間近で見ることができました。
今回はじめて、CGオペレーターさんとスローオペレーターさんを知ったのですが、私が見えた範囲のお仕事内容を紹介します。
CGオペレーターさんは、選手の名前やポジション、得点などのテロップを画面上に表示させる役割です。スローオペレーターさんは、得点が入った時の映像をリプレイとしてスローにして流したり、試合のハイライトを作成していました。
どちらも試合中の色々な展開に、素早く対応されているのがとても印象的でした。ディレクターさんやスイッチャーさんが、カメラマンさんに指示や合図を出し、その画を見てCGオペレーターさんやスローオペレーターさんは作業していく。全員の連携がなければ放送は成立しないのだと感じました。
生中継の裏側を知る
これまで考えたことありませんでしたが、普段何気なく見ている生中継の試合は、たくさんの方が仕事をこなしてくださっているおかげで成り立っていると知ることができました。今後中継を見るときには意識して見たいと思いました。
弊社では、スポーツ生中継以外にも、ライブコンサートや各種イベントの収録・画出し、ネット配信、テレビ番組などの撮影・収録、ENGロケ、MV制作など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。お気軽に電話・メールにてご連絡ください。お待ちしております!
株式会社 撮れ高(03-6274-8982)