制作実績

漫才やコントのネット配信の現場にカメラマンとして参加~少ないカメラ台数で工夫しながら撮影

皆さんこんにちは!撮れ高スタッフの西村です。

先日お笑いの配信現場にカメラマンとして参加しました。漫才やコントなど様々なお笑いを撮影しましたので、今回はこちらの現場をご紹介します。

少ないカメラ数で無理せず観せる撮影

今回の現場はカメラマンが一人のみで、ステージセットが分かる引きの固定カメラと私がカメラ操作をする有人カメラ1台のみの合計2台しかありませんでした。通常、コンビやトリオの漫才やコントを撮影する場合は、それぞれの1ショットとグループショットが撮れるようにカメラ台数とカメラマンが居ることが多いですが、予算や会場の都合で削減されることも多かったりします。

今回の撮影場所は劇場だったので、お客さんがいる都合もあり、ステージ正面の位置でカメラ2台ともキュッとして周りへの配慮もした撮影環境でした。

カメラマンは常にカメラ台数やワークのできるカメラを考えて、どう撮影するか考えています。今回は引き画のサイズを大ルーズのサイズで決めて、その引きカメラをいつテイクした場合でも、舞台上のすべてを映しておくことで逃げられるようにしておきました。

そして私が操作するカメラでは、寄りに攻めにいくのではなく、コンビなら2ショットでしっかりと漫才やコントを観せることに徹底しました。攻めた結果、コントや漫才の一部が撮れてないことが1番最悪の展開だったので、無理せずに配信の方に全てが観えるように、2ショットキープを多めに撮りました。もちろんトークなどは1ショットに行くことはありますが、それ以外はコンビのどちらかをフレームから切らないように撮影をしていました。

有観客での劇場公演

今回の現場は有観客での公演だったので、お客さんの反応を間近で体感することが出来ました。このコロナの時期に配信が出来るとはいえ、お客さんが入っていないと笑い声ひとつ起こらないので、芸人さんからすれば無観客はやりにくい環境なんだと思いました。今回の公演はもちろん、アーティストのライブコンサートやスポーツの試合もファンの方の応援や声援があるから力が出せるのだと思いますし、最近では有観客のライブコンサートも増えてきているので、良い方向には進んでいるのかなと思います。劇場で初めてお笑いを観ましたが、あんだけ笑えて、楽しい気分になれる所は滅多にないと思うので、プライベートでも行ってみようかなと思いました。

今回はお笑いの現場でしたが、撮影しているとこっちまで楽しくなってくるので、私にはとても合った現場なのかなと思いました。その他の現場でも楽しんで撮影を続けていけたらと思いました。

弊社は、ネット配信番組の撮影の他、ライブコンサートやスポーツ大会などの画出し・収録・中継、ENGロケ、MV撮影、動画編集など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。お気軽に電話・メールにてご連絡ください。

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