映像技術解説

デジタル一眼レフカメラでの動画撮影技術と使用レンズについて

こんにちは。撮れ高部スタッフの平良です。

本日も、私が先日カメラマン研修で付かせてもらった【Cchannel】の現場について、前回よりもより詳しくブログを書かせてもらいます!前回のブログを読んでいないという方は【デジタル一眼レフカメラでの動画について】←こちらからお読み頂けますので是非。

前回のブログの時と同様、私が研修に付いた日のCchannelの現場では、【Canon eos 80d】というカメラを使用してが行われました。ただ今回のでは、前回使用しなかった新しいレンズを使用してを進めていきました。前回から引き続き使用しているレンズは【EF24-105mm F4L IS II USM】のレンズで、今回新たに使用したレンズは【EF1oomm F2.8L Macro IS USM】というマクロレンズです。

まず単焦点レンズとは、焦点距離が変化しない(写る広さが変わらない)レンズの事で、その反対はズームレンズになります。マクロレンズとは単焦点レンズの中の1つで、通常の100mmレンズでは対象に近づいて、等倍の大きさで対象をすることはできないのですが、それを可能にするのがマクロレンズになります。意味不明なにそれって感じの方は、とりあえず凄いレンズ!って事だけ理解して頂ければ大丈夫です(笑)

そんな便利なレンズを使用してのですが、もちろんレンズを変えただけで格段に良い動画が撮れるわけではありません。において、画角や照明の位置決めはとても重要ですが、何と言っても技術・カメラワークのテクニックがないと良い動画は成り立ちません。今回は動画において、基本となる技術を紹介していきたいと思います。

1つ目はフィクス。フィックスとも呼ばれますが、これは文字通りカメラを動かさずにする方法です。はい、誰でも出来ます(笑)

2つ目はパン。これはカメラを軸にして、右から左あるいは左から右に水平に動かす方法のことです。

3つ目はティルト。パンが左右ので上下のはティルトと呼びます。下から上に見上げるようにすることをティルトアップと呼び、その逆をティルトダウンと呼びます。

以上の3つはにおいて基本的なテクニックですが、実際にやってみるととても奥が深く、難しいことだと気がつきました。パンやティルトでは対象をどこからどこまで見せるのか、スピードは初めと終わりはゆっくり、間はこの程度のスピードで、、、などなど緻密な組み立ての上でされています。

誰でもできるように感じるフィクスでさえ、ハンディ(手持ち)の場合はカメラが揺れて上手く撮れないものです。この他にもズームを使ったり、ピン送りをしたりと方法は本当に多種多様です。実際に画角決め・照明の位置決め・を練習させてもらいますが、やはり手こずり、素早くセッティングすることが出来ない場面の方がまだまだ多く、練習不足を痛感します。

ただ今回のを通して、日常よく目にするテレビやSNSでの写真、特に広告写真など、どのようにセッティングをしてしているのかを考えるようになりました。日常にヒントがたくさん隠されているんだなあと思いながら、それを理解し吸収して早くカメラマンになりたい!と感じた1日でした。

当社では経験・未経験問わず日々の研修で、優しい先輩方が丁寧に教えていきますので、興味がある方は、お気軽にお電話・メールをお待ちしております。また、急なロケの発注や、・収録・中継・動画編集・海外ロケなど幅広く当社テレビカメラマン・CA(カメラアシスタント)がご対応致します。お気軽にお電話下さい。

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