皆さんこんにちは。撮れ高映像部スタッフの三橋です。
先日、ドラマ撮影の業務をご依頼いただき、現場にCA(カメラアシスタント)として参加させていただきましたので、その現場での様子をご紹介していきたいと思います。
今回の撮影現場では、カメラを3台使用し、三脚、レール、ジブクレーン、ジンバルにカメラを載せ替えて撮影していました。
他の現場と異なるドラマ現場での機材の呼び方
ドラマの現場にてまず驚いたことは、機材の呼び方が他の現場と違ったことです。通常サイズの三脚をビッグ、小さい三脚をベビー、通常の箱馬をシングル、シングルの半分の薄さのものをハーフ、ハーフの半分の薄さのものをクウォーター、シングルの倍の厚さのものをダブルと呼ばれます。
箱馬のシングルとダブルは他の現場でもよく耳にする言葉でしたが、ハーフとクウォーターは、主にドラマ現場で使われる印象でした。また、ゴトクやレールも使用します。ゴトクとは、三脚よりももっとカメラを低くして、ローアングルで撮影したい時に使用し、高さは約15cmくらいでだいぶ低くなります。
レールは大きいものと小さいもののふたつがあり、小さい方のレールにもロングとショートと言われる2種類の長さがあります。大きい方のレールは、三脚ごとカメラを乗せることができ、カメラマン自身も乗れるほどの大きさです。
カメラマンのリクエストに応じてセッティング
このような機材をカメラマンさんから伺い用意してセッティングします。例えば、三脚よりももっとカメラを低くしたいけれど、ゴトクだけでは低すぎるというときに、ゴトクの下に箱馬を2個、3個挟んだり、また、シングル3個では高いとなったら、シングル2個にハーフを1個にしてみたりなど、さまざまな組み合わせをして対応していきます。
今回初めてドラマの撮影現場に参加させていただいて、ドラマ現場ならではの動きや機材などを経験出来ましたので、これからも行けるよう早く覚えていきたいと感じました。
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