みなさんこんにちは、撮れ高映像部スタッフの丸田です。
先日、プロの卓球大会の中継業務をご依頼いただき、CA(カメラアシスタント)として参加させていただきましたので、その現場での様子を紹介していきたいと思います。
レールを使用した撮影でのケーブル捌きについて
卓球などのスポーツ中継現場では、まず初めに各カメラへのケーブルを中継車から繋ぐという作業があります。この一からのカメラのセッティングとケーブルはわせに、1日使うということもスポーツ中継現場ではよくあります。今回私はハンディカメラにカメラアシスタントとしてつきました。レールを使った撮影で、ケーブルを捌きを行いました。
レールを使う時は、カメラマンの動きに合わせてケーブルを出したり回収したりしますが、その際に絶対にタイヤにケーブルを噛ませないということが重要です。タイヤとレールの間にケーブルを噛ませると脱輪して、最悪の場合、大事故になることもあるので十分に気をつけて捌かなければなりません。また、レールのケーブル捌きは、上手又は下手からケーブルを捌くという方法もありますが、その時の状況と捌きやすさ次第によって変わるため、端で捌くのではなく、カメラマンの後ろからついていきながらケーブルを捌くといった方法もあります。
リハーサルがないため状況に合わせて臨機応変に対応
レールを使用することにより、両選手の表情やプレーを良いアングルで撮影できたり、試合を行っている選手以外にも後ろで応援している選手の表情もレールを使用することによってすぐに切り替えて撮影することができるため、とても重要な役割を果たしていました。
また最後に優勝したチームのインタビューがあるのですが、その際に私のついていたカメラは優勝インタビューの画も撮りにいくこととなっていたため、試合が終了したら急いでケーブルをはわせます。その際に、個人インタビューやインタビュー終わりなどはどこにカメラが動くのか、またケーブルもどのくらい使うかなど想定出来ないため、念のため多めにケーブルを持っておくなど、臨機応変に対応する必要がありました。
スポーツ中継などではリハーサル等がほとんどない為、その場その場で臨機応変に対応して行くのがベストと言えます。このような現場に行けることはすごく勉強になる為、日々の努力を怠らず、成長していけたらと思います。
弊社はスポーツ大会やコンサート等、各種イベントの撮影・収録・中継・画出しのほか、TV番組の収録、バラエティ番組のENGロケ、ネット生配信、映像編集など、幅広く対応しております。 お気軽に電話・メールにてご連絡下さい。
株式会社 撮れ高(03-6274-8982)