皆さんこんにちは、撮れ高映像部スタッフの柳町です。
先日、私は大学駅伝の中継業務をご発注いただき、現場にCA(カメラアシスタント)として参加しましたので、ご紹介します。
私は駅伝のフィニッシュ担当で、ゴールした選手が控え室に戻る所までをカメラマンが後ろ歩きで撮影する段取りでした。カメラ台数は5台あり、1台はワイヤレスカメラ、もう1台はデカカメ(大型カメラ)、残りの3台はハンディーカメラで、セッティングの段階ではデカカメを組む担当でした。
イントレというカメラ位置を高くして撮る時に組むカメラ台を組み、その上にカメラを設置しました。機材をイントレの上にあげる時には、イントレの上に2人、下で機材をあげる人2人で必ず「もらいました」「放します」という声掛けをしなければなりません。このコミュニケーションがあることで機材の落下を防げるようになります。
ケーブルの這わせ方
駅伝は一般道を使って行われるのでケーブルの敷設方法にも注意しなければなりません。普段は地面に這わせているケーブルですが、通行の妨げにならないように場合によっては木と木に紐で結びつけて、高い位置に吊る方法でケーブルを敷設して行きます。また、地面に這わせたケーブルは踏んだりして断線しないように、つまづかないようにするためにマットを使って保護します。
カメラマンの誘導とケーブル捌き
本番では選手を最後まで追うカメラにCAとして付きましたが、ケーブルの量も多く、後ろ向きで歩く補助をCAが行わなければならないため、CA2人体制で本番はケーブルを捌きました。呼び方として1st(ファースト)、2nd(セカンド)と呼びます。
1stはカメラマンの真後ろに付いてケーブルを捌いたり、カメラマンの移動の誘導をしたりします。2ndは1stのCAの後ろに付いてケーブルを捌く役割があります。私は1stを担当しました。狭い道を後ろ向きで歩くカメラマンの背中を引っ張りながら周りの状況を確認して誘導をします。
カメラマンもCAを信用して後ろ向きで歩くので、周りをしっかり見てないと人と当たってしまったりつまづいて転んでしまう恐れがあるので、しっかりと服を掴んで誘導してあげることが大切です。
ハンディーカメラで長距離の移動をすることが初めてだったので、空き時間にカメラマンにお願いして、誘導しながらケーブルを落とす練習を何度もさせてもらいました。「カメラマンさんと沢山話して仲良くなった方がいいよ」と先輩方に言われていましたが、今回改めてカメラマンさんとコミュニケーションを取る大切さを実感しました。
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