皆さん、こんにちは 撮れ高映像部スタッフの柳町です。
先日、旅番組のロケ業務をご依頼いただき、CA(カメラアシスタント)として参加しましたので、その業務の様子をご紹介します。
REC RUN(レックラン)で収録
今回の収録方法はREC RUN(レックラン)で収録しました。REC RUNの収録は、RECボタンを押して収録を開始してから再度RECボタンを押して収録を止めるまで、TC(タイムコード)が回り続ける収録方法です。TCが00:00:00:00とあるのですが、01:00:00:00と収録ディスクの番号を最初に入れて収録をします。
そして、今回の旅番組ではディスク全てにカラーバーと1Kを30秒入れます。
今回の収録はREC RUNでしたが、もう一つの収録方法がFREE RUN(フリーラン)です。FREE RUNは実時間で回り続けます。実時間でTCをセットする時は時報(117)に電話したりして正確に合わせます。スポーツのハイライトなどを流す時には編集しやすいようにFREE RUNで回します。
ディスク管理について
今回のロケでは合計12枚のディスクを使いました。一つ一つにキャプションというものを書き、ロール何番に何の素材が入っているかディスクの中身を確認しなくても「どこどこのお店のインサート」とキャプションに書いておいてケースに挟んでおけば制作さんが見た時に分かりやすく、編集もしやすいのでキャプションを書くことが必要です。
旅番組ならではの注意点
CAは基本CAバックといって、養生テープやドライバーなどを入れているバッグを持っています。使っているメディアのケースと予備のカメラバッテリー、ディスクを2つくらいバッグには入れておきます。また、撮影場所の近くに車を止めて撮影に必要な物だけをもって撮影場所に向かいます。
基本的にはモニターと三脚だけを持ち歩き、インサート撮影の時はLEDライトを増やして持っていきすので、会社で機材を準備する段階でカメラマンさんと話し合い、使わなさそうな機材は減らして最小限の荷物だけで行けるように準備するのも大切です。バッグに予備バッテリーなどを入れたり、最小限の荷物しか持ち歩かなかったりするのは、旅番組のロケならではだと思いました。
私は初めて旅番組のロケに行ったのですが、街に出てロケするので一般の方の安全を考えなければいけません。三脚の持ち方も振り向いた時に周りの人に当たってしまわないように持ち歩くなど、気を遣わなければならないことが多いと思いました。
弊社は、テレビ番組のロケ撮影以外にも、スポーツ中継やライブコンサート等の各種イベントの映像出し・生中継、ネット回線を使用した生配信など、映像・撮影技術の提供の他、動画・映像編集など、幅広く対応しております。まずは、お気軽に電話・メールにてご連絡下さい。
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