制作日記

海外ロケでの注意事項あれこれ~海外研修で培った能力を業務に生かしています

海外ロケとはその名の通り、海外で行われるロケのことで、通常のロケと明らかにに違うのは、日本ではないことです・・・当たり前だろ!と思うかもしれませんが、かなり重要です。

まず、スタッフの旅券番号も申請しなければならないため、前日や当日になって体調が優れないので別の人を…という訳にはいきません。その為に体調管理もしっかり出来なければなりません。そして旅行などでも海外に行ったことのある人はご存知かと思いますが、基本的にはWi-Fiに繋がない限り日本で使っている携帯は使用できません。Wi-Fiに繋いでも通話はできなかったりと、先進国の現代を行きる僕たちには不便でなりません。番組制作会社さんが、テレビカメラマン等の映像技術スタッフ用に、ポケットWi-Fiをレンタルしてくれることもあります!

携帯もそうですが、カメラバッテリーなども充電しなくてはなりません。ですが、どこの国でも日本のコンセントがささるとは限りません。また、ささっても電圧が強すぎたり弱かったりと、電圧変換器が必要な場合もあります。出発前には、渡航先のコンセントの形や電圧なども調べて準備します。

また、日本の空港での荷物の扱いは丁寧すぎるほどです。海外ではお客さんから見えるところでも平気で荷物を投げたりします。笑 そのため、もし壊れてしまっても中身が飛び出さないように、ジュラルミンケースなどは鍵を閉めた上でガムテープなどで補強するなど、機材管理には特に気をつける必要があります。

気をつけると言えば、水などにも気をつけなければなりません。『水道水を飲んでも平気』は、日本での話です。以前一緒にロケで海外に行った制作さんには、飲み水には気をつけていたのに、帰る直前に屋台で買ったドリンクの氷が水道水だったために、帰りの飛行機は飲まず食わずでトイレにこもった、なんて人もいました…

しかし!それなりのお金をかけて海外に行くので、『雨だったので何も撮れませんでした』は制作会社さんも避けたい事態です。そのため予備日が設けてある場合がほとんどで、期間中に雨などなければ予備日は休み!なんてこともあります。日本で働いてる同じ会社のスタッフを思い浮かべながら海外での休日を楽しみましょう!!笑

当社では海外の技術などを学ぶために、韓国や台湾に赴き海外研修を行ったりしています。最近では韓流案件の仕事も増えてきており、海外研修で培った能力、例えば言語やカメラワークなど、様々なことを業務に生かしています。

急なロケの発注や、・収録・中継・動画編集・海外ロケなど幅広く当社テレビカメラマン・CA(カメラアシスタント)がご対応致します。お気軽にお電話下さい。

 

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