皆さんこんにちは、撮れ高 映像部スタッフの柳町です。
バラエティ番組のスタジオの収録業務をご依頼いただき、現場にCA(カメラアシスタント)として参加しました。私は、スポーツ中継の現場に行くことが多かったのですが、今回初めてバラエティの収録に参加しました。
中継業務とスタジオ収録の違い
スタジオの収録は中継とは違った難しさがありました。中継では準備する時間に余裕があったり、人数も多いので各部署に別れて機材準備をすることができますが、今回のスタジオ収録はCAの人数が少なく、時間もあまりありませんでした。
今回はハンディーカメラ1台とペデスタルカメラ2台、クレーンが1台、CCDカメラが5台が使用されました。CCDカメラは演者さんがいるひな壇にスタンドを立てて固定しました。ただ固定すればいい訳ではなく、演者さんが座った時の身長に合わせてカメラアングルを決めたり、1つのカメラでどこまで映すのか確認し、細かくモニターを見ながら微調整をしていきます。
今回は、カメラの移動が多く、カメラリハーサルだけで3時間程度行いました。カメラリハーサルでカメラの動きを1つ1つ細かくチェックを行います。チェックをする時に、ケーブルをカメラマンが踏まないように、また、他のカメラの邪魔にならないように、ケーブルを介錯しなければなりません。本番の時に邪魔にならないように、CAはリハーサル段階でカメラの動きをメモにとるなどして、カメラの動きを覚える必要があります。
スタジオのカメラはあまり動かないだろうと思っていたのですが、実際は動くことが多く、番組の企画によっては動きがもっと多くなることがあるのだと知りました。
ケーブルさばきの工夫はケーブルの巻き方
私は今回、2つのカメラのケーブルさばきを行いました。2つのカメラが同時に動く時のケーブルさばきが難しく、同時にどのようにさばけばいいのか苦戦しました。先輩からは「ケーブルを8の字巻きで巻いて置いておくと、ケーブルを伸ばす時に絡まらずに出るから、最後に綺麗に直すやり方でやればスムーズに行くよ」とアドバイスを貰ったことで、焦らずスムーズにケーブルをさばくことができました。
また、自分がカメラマンの後ろに行くスペースがなかったり、クレーンの動きを見てケーブルだけ伸ばしたり、周りの状況を見て判断しないといけないので、自分が担当するカメラに集中しすぎないように注意する必要があります。
今回初めてスタジオの収録に参加して、初めてのことばかりで戸惑う部分がありました。初めてスタジオの収録に参加して新しく覚えたことも多くあります。今後スタジオの収録にCAとして参加した時には今回学んだことを活かせるようにしたいです。
弊社では、テレビ番組の収録以外にも、スポーツ中継、ライブコンサート等の各種イベントの映像出し・生中継、ネット生配信、ENGロケなどの映像技術提供以外にも、映像・動画編集など幅広く対応しております。まずは、お気軽に電話・メールにてご連絡ください。
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