映像技術解説

スクリプターの仕事~出演者の動きを把握しカメラマンに指示

こんにちは。本日は『スクリプター』という映像制作業務の用語解説をしたいと思います。

以前、大宮にあるソニックシティで、「ソンジェ(超新星)、MYNAME、100%、ハンビョル(元レッドアップル)」といった、4組のアーティストが出演した韓流イベント「10asia+StarJAPAN 創刊記念LIVE~10asiaJAPAN LIVE Vol.1」が行われ、当社もこのイベントに大きくかかわり、テレビカメラマン・カメラアシスタント・SW(スイッチャー)、そしてスクリプターが業務に携わりました。

事前に 出演者の動きを確認

出演者の動きを把握するためには、事前にYOUTUBEなどでPV(プロモーションビデオ)をみたり、ポータブルのプレイヤーに出演アーティストの曲を入れて、常に頭の中で流して覚える状態までにしたりするなど工夫をします。

事前にPVや曲を見たり聴いたりする事で、出演者の動きを確認することはもちろんのこと、曲を聴いて歌詞の部分がどのように歌われているのかなど、細かいところまで確認します。

本番時、アーティストがどのような曲を歌うのかがギリギリまで分からない状況の場合もあるようですが、今回の業務では、一週間前には本番のセトリ(セットリストの略)を頂き、何とか本番までにチェックは間に合うことができました。

お客様が見たいアーティストの一面を見せる役割

そもそもスクリプターは、テレビカメラマンが良い作品を撮るための仕事ですが、お客様の視点になって見てみると、韓流アイドルのファンである方が多く会場にいらしてますので、ソロで歌う場面やメンバー同士で集まって歌うところを事前に把握し、テレビカメラマンに指示を出すことによって、お客様が見たかったアーティストの一面をお見せする役割をも担っています。

ちなみに、スクリプターがテレビカメラマンに指示を出す際は、「インカム」を使います。指示の出し方は「次センターが歌います。」という感じです。

指示出しの用語

  • 大上(1番上手側の端)
  • 上2(上手から数えて2番目)
  • センター
  • 下2(下手から数えて2番目)
  • 大下(1番下手側の端)

これらの指示出し専用の用語があり、それぞれアーティストがどの場所で歌うかなどを指示します。

良い作品を作るための土台となる仕事

このように、スクリプターという仕事は裏方だけれども、いい作品を作るための土台になります。歌詞を覚えたり、出演者の動きを把握するのは大変ですが、終わってみて作品を見た時の達成感はとても素晴らしいものです!

今後も映像技術に関する記事はアップしていきます。求人にご応募される方にも、当社の映像技術や業務内容などご理解いただければ幸いです。引き続きよろしくお願いいたします。

弊社はライブコンサートの映像出しや収録以外にも、ENGロケ、スタジオ収録、ライブ配信(LAN回線なしでも対応)、映像制作・動画編集など、映像技術に関する業務を幅広く対応し、急なロケの発注や海外案件なども、お気軽にお問い合わせ下さい。