こんにちは、撮れ高映像部スタッフの柳町です。
先日、簡易的な取材を行う場合のセッテイング方法の研修に参加しました。研修の講師をしてくださった先輩は、よくスポーツニュースの取材に行くことが多く、スポーツニュースの取材についても教えていただきました。
スポーツニュースの取材
スポーツニュースの取材を行うスポーツもあれば、行わないスポーツもあります。なぜスポーツニュースの取材が行われるかというと、例えば、日本代表の試合や海外のクラブチームのサッカーの試合など、注目選手がいて、その選手の活躍をニュースにしたい場合などに取材が行われます。
試合の全体を撮影した素材を使って、ニュースを放送する時もありますが、スポーツニュースの取材の素材を使って放送することもあるので、注目選手などを追いかけて撮影します。
試合中は、カメラマンが撮っている映像をモニターで確認し、シーンの撮影時間をメモに取っておくことで、「このシーン撮れてます」と、メディアを渡す時に伝える事ができ、自分が伝えた映像がニュース番組で放送されているのを観ると、「自分が選んだシーンは良かったんだ」と思い、やりがいを感じることができると先輩が仰っていました。
どのようなシーンがニュースで流れるかを見極めるために、ニュース番組を見て勉強するといいことも教えていただきました。現在はコロナの影響で、実際に現場に出て学べる機会が少ないので、自分で動画サイトで調べて、どのような映像が使われているのか勉強したいと思います。
簡易的な取材時の流れ
座って行うインタビュー、立った状態で行うインタビューがあるので、制作さんとカメラマンさんの話をよく聞いて、どのような状態でインタビューを行うか把握し、三脚の高さを合わせます。
今回は座った状態で取材を行うという設定で、研修を行ったので、目線と同じくらいの高さに三脚を合わせました。
音声のチェックもカメラマンさんとアイコンタクトを取り、ミキサーから1kHzの音が出ているか、カメラに音が入っているか、ケーブルが断線していないかケーブルを揺すって確認します。現場に向かう前にチェックを行いますが、現場でも再度チェックを行います。何度もチェックをすることで、撮影中トラブルが起きることも少なくなります。
ガンマイクで音を撮る場合、上からガンマイクを構えて録るのか、下から録るのか、カメラマンさんにどのような画角で撮影するか確認し、どのように音を録るか決めます。
準備からチェックを、現場では大体10分前後で準備をしなければならず、場合によっては着いたらすぐ開始になる場合もあるので不安な部分はしっかりと確認して、現場では素早く準備できるようにします。
このように、簡易的な取材でも自分で考えながら、行動しなければなりません。
インタビューの内容や場所によっては、機材が増えたりするので、臨機応変に対応できるように勉強していきたいです。研修で教わったことを忘れないように自分なりにまとめ、現場に出れるようになった時に活かせるようにしたいです。
弊社では、スポーツニュースの取材だけでなく、スポーツ中継やライブコンサートの画出し・中継、TV番組のロケ、ネット生配信など幅広く対応しており、海外案件も得意としており。まずは、お気軽に電話・メールにてご連絡下さい。