みなさんこんにちは!撮れ高映像部スタッフの村上です。
今回は、インタビュー撮影や、インサート撮影などさまざまな現場で欠かせない、照明の基本的当て方について紹介していきたいと思います。
3点照明とは?
まず三点照明とは、キーライト、フィルライト、バックライトの3つのライトから作る手法です。
キーライト
被写体を照らす重要なメインライトになります。キーライトでシーンの見た目が決まったりするので、三点照明の中でまず始めに組み立てて設定するライトでもあります。
基本的にキーライトは、被写体の側面から45度上方から光が当たるように配置されます。
ですが、暗いシーンだったり、不安要素がある雰囲気のシーンでは、ライトを被写体の下から当てる場合もあります。なので、シーンに合わせてライトを当てる角度を変えたりします。
フィルライト
フィルライトはキーライトによってできた被写体の暗い場所を補うために使われます。そのため、キーライトよりも柔らかい明るさを抑えた照明を使用します。
バックライト
バックライトは被写体の後頭部や肩に当たる照明で、被写体が暗い背景に紛れ込んだりしてしまうシーンなどで、被写体を背景から際立たせるためにバックライトを照らします。
キーライトの当て方について
例えば右頬に傷がある人だと、出来るだけ傷が目立たないように、左側からキーライトを当てたりするのが必要です。前髪が顔にかかってる人だと、影が顔にかからない方向からキーライトを当てます。
このように、ライトの当て方にも種類があって、少し当て方を変えたりするだけでガラリと雰囲気が変わったりするのが照明の魅力でもあります。ロケなどでは照明を担当することがあったりするので、基本的な当て方は勉強していこうと思います。
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