皆さんこんにちは!撮れ高 映像部スタッフの西村です。
先日、都内で行われたライブコンサートの収録現場にCA(テレビカメラアシスタント)として参加させていただきました。
会場は大きくはなかったのですが、意外にも初めての経験があったので今回はこちらの現場をご紹介します。
収録現場の状況について
こちらの現場は中継ではなく、機材運搬のためのトラックの中にベースを組んで収録をしていました。
カメラは十数台あり、全て放送用カメラで寄りの長玉が後方に4台と、2階席に2台ありました。他にも引きの三脚固定が1台と前っつらの三脚ドリーが2台、残りは特機が数台入っていました。
ステージ上には上手、下手とバックショットが1台ずつあったのですが、今回は全てタワーカム系の特機を使用していたので、あまりないパターンで貴重な現場を経験出来たなと思いました。
この現場はステージの高さが客席から1.5mくらいしかないところだったので、前っつらの三脚の高さを上げ過ぎると、お客さんの目線を遮ることになり見えなくなってしまいます。
どのライブでもお客さんが優先ですし、特に収録はその会場にお邪魔させてもらっている立場なので、極力周りのことを考えて撮影します。今回はそれを改めて実感した現場でした。
初めてレンズチェンジ作業を経験
今回の現場では、下手前っつらの三脚ドリーにつきました。このポジションはそこまで移動しないのでケーブルを捌くのは簡単なのですが、バラードの時はお客さんが座るので、そのタイミングでの三脚の上げ下げに加えレンズチェンジもあったので、結構忙しいポジションでした。
あと数ヶ月もすれば3年目になる私ですが、意外にもレンズチェンジのあるポジションにつくのが初めてで、後輩よりも遅い経験になりました。
今までもレンズチェンジする可能性のあるポジションにはついたことありますが、リハーサルを見てチェンジがなくなったり他のポジションに変わったりして、今まで本当に経験がなかったのでいざつくとなると緊張しましたし、後輩にはどうやってやるか教えたりしたからこそ、自分は失敗出来ないなと思うところもあり変なプレッシャーを感じていました。
幸いレンズチェンジも2回しかなかったので、どのタイミングで変えるのか把握し、力まずにやればスムーズに出来たので安心しましたが、久しぶりに1年目のような緊張感も味わえたので、初心に帰って出来たと思いました。
今回の現場では、遅すぎる初経験のあり自分のためになる現場でした。普段やっていることと別のことをやるとなると緊張したり、失敗したらどうしようと不安になることもありますが、最終的にやらないといけないので、落ち着いてやれれば結果がついてくるのでこれからも冷静に何事もやっていきたいと思います。
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