皆さんこんにちは!撮れ高スタッフの西村です。
先日プロのサッカー生中継の現場にCA(テレビカメラアシスタント)として参加いたしました。今回はプレーオフで、J1への入れ替え戦だったので、決勝戦のような盛り上がりもあり、サポーターの皆さんも熱かったですし、私自身も初めてのポジションにつき、初めての経験がたくさんあったので、今回はこの現場をご紹介いたします。
中継車を利用したネット配信
今回の現場は中継車を利用したネット配信の業務で、プレーオフということもあり、カメラ台数もいつもより多く、20台ほどありました。ほとんどがスタンドの固定の長玉で、フィールド内の移動するカメラはステディカムを使用し、上下に1台ずつ使用しました。
今年はサッカーの現場はたくさん参加させてもらいましたが、行く度に各カメラの役割なども分かりました。サッカーではオフサイドと呼ばれるファールがありますが、観ている方にオフサイドということを分かりやすくするためにオフサイドラインをずっと撮影しているカメラがあります。
そうすることで、観ている方にもひと目で分かりますし、特に近頃取り入れられたVARというビデオ判定がありますが、それもカメラで撮影していなければ、ビデオでも判定することができないので、サッカーにおいてカメラでの撮影はとても大切なのだと実感しました。
ワイヤレス送信機を使用した映像送信業務を担当
今回はフィールド内のステディカムにつきましたが、有線ではなく、ワイヤレスの送信機をアシスタントが背負い、映像を送るポジションにつきました。捌くケーブルがない代わりに送信機の向きによって映像が途絶えたりするので、それがないように気をつけて業務に励みました。
送信機からの電波は円状に広がっていくので、電波を受信機と垂直にしないといけないですし、移動のために走ったりもするので途切れないようにするのが精一杯でした。本番では映像が途切れることなく終えられてよかったですし、初めての経験でしたが、何事もなくて良かったです。
今回は初めてのワイヤレスのカメラについて、ワイヤレスのアシスタントはただついて行けばいいだけだと思っていましたが、あんなに大変なのだと実感しました。
特にダリーが来ている時に映像が途切れるとテレビ上では真っ黒になってしまうので、気をつけないといけないなと思いました。今後もワイヤレスのカメラにつくことがあると思うので、気をつけてしっかりやっていきたいと思います。
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