映像技術解説

デジタルズームと光学ズーム

みなさんこんにちは!撮れ高映像部スタッフの村上です。

私は普段からたくさんの種類のカメラを使用して業務を行っています。そこで今回は、一般の家庭でも多くの方が使っているデジタルカメラのズーム機能に着目して紹介していきたいと思います。

デジタルズームについて

デジタルカメラにはデジタルズームという機能があります。まず、デジタルズームとは、撮影したものの範囲の一部を切り取って拡大に加工することで、ズーム効果の得ることのできる機能のことです。

デジタルズームを使用した画像は元々の画像と画素数には変わりはありません。なので、拡大すれば拡大するほど画像が荒くなり、鮮明度が低くなってしまいます。

光学ズームについて

実は、デジタルカメラには光学ズームという機能があるカメラもあります。光学ズームとは、レンズを動かして焦点距離を変えて被写体を大きく撮影すると、画質を綺麗に撮影する事ができるという機能です。

光学ズームはデジタルズームと違い、画像を実際に大きくして撮影するので、拡大前と変わらず綺麗に撮影できます。

しかし、光学ズームにもデメリットがあり、ズーム率が大きくなるほどその分カメラやレンズが大きくなり、高価にもなります。また、撮影範囲が狭くなってしまうのもデメリットの一つです。そこで、デジタルズームと光学ズームを組み合わせた撮影方法もあります。

デジタルズームと光学ズーム の組み合わせ

この2つを組み合わせる事で、カメラやレンズの価格を抑えることもできます。さらに、高いズーム率で撮影することも可能になります。

例えばデジタルズームを10倍、光学ズームを2倍にして組み合わせると、20倍になります。カメラやレンズのサイズを変えずにかなり遠くまで綺麗に撮影することができます。

弊社はこれまでにも数多くの撮影・収録業務に携わっており、スポーツ中継や、ENGロケ、 ライブコンサートやイベントの画出し、トライキャスターのスイッチャー派遣など、 様々な映像技術を提供しております。

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