みなさんこんにちは!撮れ高映像部スタッフの村上です。
先日、ライブコンサート収録業務をご依頼いただき、現場にCA(カメラアシスタント)として参加しましたので、その現場での様子を紹介したいと思います。
ENGカメラのアシスタントを担当
今回の現場で私が担当したのは、ENGカメラのアシスタントでした。モニタリングもなしでケーブルレスなので、会場全体の撮影に必要な機材や荷物を持ってカメラマンのアシスタントをします。
基本的なアシスタント業務としては、レンズチェンジする時の補助、バッテリーとメディアの管理、特効(特殊効果)が出る曲を知らせたり、他のカメラマンにぶつからないようにするサポートなどです。
HS(ハイスピード)撮影
今回、アシスタントを担当したカメラの収録方法が、HS(ハイスピード)収録で、HS4倍での撮影でした。HS撮影とは、高速度撮影とも言われ、瞬間的な画像を撮影することができます。通常の撮影だと、1秒間に24コマ撮影することができますが、それをスロー再生するとカクカクとした映像になってしまいます。そこで、コマ数を多くして撮影しスロー再生をすると、滑らかにスローモーション化した映像を撮ることができます。
今回はHS4倍での撮影のため、1秒間に96コマ撮影しているということになります。撮影したデータをチェックしてみると、滑らかなスローモーションの映像になっていて、少しエモーショナルな雰囲気の映像と感じました。
HS撮影は使用メディアのデータ容量も増えます
HS4倍での撮影だったため、もちろんデータの容量も多くなり、128GBのメディアを6枚使用しました。3時間のライブで6枚のメディアを管理するというのは初めてでした。本番のMCごとにメディアを入れ替えて、ケースを入れ間違えたり、メディアを渡し間違えたりしないよう、しっかりと確認しながら行っていました。
今回初めて通常とは異なった撮影方法でのカメラのアシスタントについて、初めて知ることがたくさんありとてもためになる現場となりました。
弊社では、 ライブ・コンサートの収録だけでなく、ライブコンサート等での映像出しや、トライキャスターを使用したネット番組の生配信、スポーツイベントの中継、地上波のバラエティ番組のENGロケなど、 ジャンルにとらわれることなく、様々な案件を承っております。弊社スタッフが協力できる案件ございましたら、お気軽に電話・メールにてご連絡ください。
株式会社撮れ高(03-6274-8982)