皆さんこんにちは!撮れ高 映像部スタッフの西村です。
夏になると学生の方は思い出を作る楽しい休みが訪れますが、僕たちはそれに伴い、平日のライブコンサートが増えていきます。平日にライブの案件が増えていく様子を見て、世間では休みなんだなと気づくことがよくあります。
先日、幕張メッセで行われたライブコンサートの画出し・収録業務のご依頼をいただき、現場に弊社から3人参加させていただきました。今回はその現場をご紹介いたします。
特機を使用したライブコンサートの画出し・収録業務
今回の現場は中継車は使わず、会場内の一室にベースを組み、そこからケーブルを引き収録をしました。カメラ台数は十数台と少なく、ケーブルルートも簡単な現場でした。会場後方に寄りのカメラが数台と客中にもクレーンがあり、前っつらにはレールに乗っている移動車とクレーンなどの特機系と、三脚ドリーのカメラが数台ありました。
今回のライブコンサートは、声優さんによるアニメの中のグループのライブで、1部、2部と分かれ複数のグループが出演するライブで、2日間行われました。
今回は1部と2部の間の転換の時間に前っつらの移動車とクレーンの位置を入れ替えないといけなかったのですが、それを見越してケーブルを引かないといけなかったので、特機部のスタッフと話し合い、ケーブル配線を行いました。実際の転換移動の際は、15分と時間が限られていたのでスタッフ総出で対応しました。トラブルも無くスムーズに転換作業が出来たので良かったです。
TKクレーンのサポートを担当
今回の現場では、客中上手のTKクレーンというクレーンにつきました。 TKクレーンとは、基本アームマン(アームを操作をする人)が不要で、カメラマンが自らアームの操作ができ、アーム自体は伸縮はしませんが、タイヤは付いているため移動可能な撮影用のクレーンです。
TKクレーンを組む時は特機さんがいますが、本番はカメラマンが自分でアームを振って操作するので、何かあればCAが対応して解決させます。
特機さんが必要なトラブルは機材に問題がない限りはほとんどないので、CAがTKクレーンについて理解しておく必要がありました。TKクレーンにつくのは今回が初めてだったので、特機さんからTKクレーンについて色々教えていただき、本番中など特に問題はなかったのですが、今回の経験でTKクレーンの調整方法などを知ることが出来ましたし、カメラマンさんに特機さんと間違えられたので、そのくらいしっかり出来たのだと実感しました。
今回の現場では、TKクレーンのことが理解できたので、とても自分のためになる現場でした。今後、またTKクレーンについてもしっかり対処出来ると思いますが、全てを分かっているわけではないので、より的確な対応が出来るようにもっとTKクレーンについて知っていきたいです。
弊社ではこのようなライブコンサートの画出し・映像出しや収録業務以外にも、ネット生配信、動画編集、トライキャスターのスイッチャー派遣など、幅広く対応できますので、お困りの際は、お気軽に電話・メールにてご連絡下さい。
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