こんにちは、撮れ高スタッフの佐々木です。世界には数多くの映像作品が存在し、昨年の一年間で映画だけで、約1000本の作品が作られています。この数多くの作品で活躍している技術がCGです。
CGは映画やテレビのみならず舞台や空間の演出にも使用
CGとはコンピューターグラフィックスの略で、コンピューターを使用して描かれた画像や図形を作成する技術のことを言います。CGを使うことで、本物そっくりな2次元や3次元のグラフィックスを作成することができます。1995年に公開された「トイ・ストーリー」はフル3DCGで作成された初の劇場用長編と言われており、キャラクターの動き、照明、背景全てが計算されて現実世界に寄せて作られています。
2000年代に入ると、多くの作品でCGが使われるようになりました。CGがもたらした影響はとても大きく、近年では時間とお金さえかければ作れないシーンはないとまで言われ、映画やテレビのみならず、舞台や空間の演出にも使われています。では、たくさんの表現方法が可能なCGは映像作品のどのような場面で使われていることが多いのでしょうか?
映像作品のどのような場面でCGが使用されるのか
主に非日常的なシーンを作る際にCGが用いられることが多いです。実写で表現することが困難なキャラクターや舞台にリアリティーを出すときに使われます。1970年代に初めて、実写映画でCGが使われたと言われています。CGを使用している代表的な作品はスティーヴン・スピルバーグ監督の「スター・ウォーズ」です。
みなさんご存知のように、「スター・ウォーズ」は宇宙空間が舞台の中心となっており、監督の生み出す大部分はCGによって表現された世界です。CGを使うことにより、視聴者の見たことのない宇宙という世界を伝えることができるため、映画に感情移入しやすくなります。異空間を再現できるCGは近年の映画では、とても重要な役割を果たしています。
ニュースやCMのアニメーションなどにも活用されています
CGは映画やドラマなどの空間の表現意外にも、たくさんの所で使用されています。映画をなかなか見ない方でも、実は、ほとんどの方がテレビのニュースやCMなどで無意識に見かけていると思います。例えば、ニュースで交通事故などの証言から、実際に再現VTRで事故の様子を映像にしたアニメーションや、化粧品などの商品紹介で、人の身体にどのような影響があるのかをわかりやすく説明した映像を見たことある方が多いのではないでしょうか?こう言った映像に使われているものも全てCGです。
多くの方がCGと聞いたら、映画などの大きな作品を想像すると思いますが、幅広いところでCG技術は活躍しています。人間が想像することしかできない物を映像として伝える技術がCGです。これからCGは、もっと身近な存在になっていくと思います。
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