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4K映像収録の現場にカメラアシスタント(CA)として参加~4K映像の現在の状況と今後の課題について

こんにちは、撮れ高スタッフの平良です!先日、4K映像収録が行われた現場にCA(カメラアシスタント)として参加させてもらったので、本日はそのことについてお話ししたいと思います。

4Kテレビの『4K』とは?

突然ですが、皆さんのご家庭のテレビは4K映像対応のテレビでしょうか?「うちのは4Kテレビだよ!」という方、結構いらっしゃると思います。というのも、皆さんの自宅近くの家電量販店のテレビコーナーを覗いてみると分かると思いますが、《4Kテレビ》という見出しのテレビが多く置いてあるかと思います。

前記事にも何度か登場している4Kという単語、これは映像の横×縦の画素数が4000×2000前後の規格のものを指している言葉で、現在の地上デジタル放送は、2K相当(厳密には1440×1080)の映像を流しています。4K映像は地上デジタル放送の2K映像の約4倍の情報量を持っています。

4Kでの現場に参加する機会が増えました

現在、iPhone8やiPhoneXでは4K映像を撮ることが可能ですが、1分間するだけでも相当の情報量を有するため、携帯で長くしているとすぐに容量オーバーしてしまい、動画を保存することが出来なくなります。このように現在、4Kというものは多くの方に認知して貰ってはいるものの、まだ4Kの映像媒体を目にする機会は少なく、完全に普及しているとは言えない状況です。

2020年の東京オリンピックは4Kで観れるようになる、という噂もありますが、現在地上波での4K放送の予定はないので、噂止まりなのかもしれません。ですが、2018年12月1日から放送衛星(BS)と110度CSを使った4K/8K放送はスタートすることが予定されています!それに伴って、我々映像スタッフも4Kでの現場に参加させて頂く機会がより一層増えました。

実際の4K映像収録時の対応

先日行った4Kでの収録現場はスタジオでのだったんですが、サブ(副調整室)のシステムは4K収録には対応していなかったので、スタジオ外の駐車場に4K中継車を停めて、そこから各種必要なケーブルをスタジオまで何百メートルも這わせて収録することになりました。スタジオのサブも現在のHDでの収録システムで組まれているので、TVプログラムを4Kで収録するというだけで普段とは根本から大きく違ってくることを実感しました。

また番組収録時、演者さんにスイッチングの映像を見せたり、ディレクターやスタンバイのスタッフが見る大型モニターも4K映像を表示するため、スタジオ常設のモニターは使わず、業務用の大型4Kモニターを使用しました。

先ほど伝えた通り、4K映像は2K映像の約4倍の情報量を持っていて、4Kの映像伝送が必要なため、HDビデオの非圧縮伝送が行える3G-SDIを4チャンネル使用、つまり4本の同軸ケーブルを使用し、コネクタも各機器に4つの同軸コネクターを有する機材を使って、4K映像をモニターに表示しました。現場で実際に組んでみると、ケーブルの配線量は多く、システムも複雑になるため、普段よりも頭を使う現場でした(笑)

最先端を常に追い続けてより良い作品を作るために努力します

4Kというものが完全に普及するには、世間の認知も当然必要ですが、4Kをするワークフローに対応した機材が現場にもっと流れていかないと難しいのではないかと感じます。進化していく時代に置いていかれないよう、最先端を常に追い続けてより良い作品をつくれるよう、アシスタントとしてもカメラマンとしても努力していこうと思います!

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