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医療系ドラマの撮影にカメラアシスタント(CA)として参加~手術シーンの裏側について

こんにちは!撮れ高スタッフの宮坂です!先日カメラアシスタント(CA)として、医療系ドラマに参加しましたので、手術シーンの裏側について書かせていただきます。

学生時代、好きな医療系ドラマを見ていて、このシーンはどうやって作られてるのか、このシーンの臓器は何で出来ているのかなど疑問を抱いていましたので、それが今回やっと分かり楽しめた現場でした。

皮膚はどのような素材で出来ているのか?

これはあくまで私が参加した現場での話ですが、まず手術といえば人間の体です。体とは言っても全身ではなく部分的にとてもリアルに作られてます。生地は全てスポンジでできていて、体操で使う柔らかいもの、皮膚に当たる生地は固めのものを、色は人の肌の色に似せてあります。照明を当てずに観ると全くお腹には見えませんが、照明が当てられると意外とわかりません。

お腹を切る際の演出・血糊の出し方

次にどの医療ドラマでもよく見られる患者のお腹を切るシーンです。一番疑問に思っていたシーンで、擬似のお腹の中にたっぷりと血糊を入れてるのかと思うくらい、切った時に血がリアルに出る撮り方が分かりませんでしたが、撮影に参加してようやく分かりました。

まず擬似のお腹には初めから切り込みが入っていて、そこに本物の医療器具のメスを使い、あたかも切っているように見せます。そして、メスを持っている手とメスに細い管を仕込んでおき、メスで切り始めると、数秒感覚で注射器を使って管に血糊を流し込み血が出るという演出になってました。そうする事によって、切り口からリアルに血が出る演出になります。臓器についても基本的には、スポンジで作られています。

手術室のセットがどのように組まれているのか

私自身はもちろん手術をしたことがないので、現場で手術室のセットを見るまでは、どういうものか全く分かりませんでした。まず手術室がどのようにセットで組まれているのか。まず、壁は案外薄いベニヤ板を使用していました。しかも使い回しの物なのでベニヤ板の裏に違う作品で使用していたであろうメモや、ドラマのタイトル等が書き込んでありました。過去に自分が行った番組のタイトルなどが書いてあったらもしました。

手術室のセットでは、部屋の上の方にデジタル時計がつけられているのですが、その時計を動かす演出がありました。実際は裏側にパソコンがありパソコンからADさんが動かしていました。そしてもちろん手術室なので、医療器具がたくさんありました。

メーカーより本物の医療器具・機器が提供されています

医療器具はどのようなルートで導入されているのか、美術さんの小道具(持ち道具)もありますが、ほとんどが協力して下さってる実際の医療で使用されてる医療器具メーカーから提供いただいているものでした。観たことも無いような機械がたくさんあり、本物の手術室にいるのかというような気持ちになり、少し緊張しました。物語の舞台が産婦人科だったので、器具も実際に出産で使用されてるものが中心でした。しかしその分、器具をまじまじと見れたのは新鮮でした。

が進むにつれて、セットもどんどん大きく広くなっていきます。最初は手術室のセットだけでしていましたが、後半は手術室のセットに続く廊下やその廊下に洗面台もできました。しかもその洗面台は本物の医療機器で、手を触れなくても水が出るものでした。セットの中なのに水が出て驚きました。その仕組みは大きいバケツに水をいれ、セットの美術スタッフがポンプで水を出します。セットの中に水を入れなきゃいけないので美術スタッフさんも大変そうだと思いました。

産婦人科室・分娩室のセットも忠実に再現

僕も初めて知りましたが、出産と聞くと手術室で行うものだと思ってました。しかし手術室でやるのは帝王切開などで、普通の分娩を行う場合は分娩室で済むそうです。その分娩室にも本物の医療器具があり、その他にも新生児に対応しているnicuという場所も、忠実に再現されていて、最新の器具が沢山ありその所だけでも何千万円といくので、全体で合わせると物凄い金額になりますよね…(笑)セットの一部なのでもちろん壊せませんが、勉強になりました。

医療系のドラマは医療の未来を明るくする!

今回の使用された医療機器は全て本物だったため、とても勉強になりました。私は昔からから血を見るのが苦手でしたが、リアルな血糊を見たおかげで今は平気になりました。リアルに作られてるからこそ、そのドラマを見て医療の道に進みたいと思われる方もいらっしゃるので、医療系のドラマは医療の未来を明るくする、医療の発展に貢献できる作品になるんだと感じました。 

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