制作日記

特殊機材のアシスタントと撮影チームのカメラアシスタント(CA)の違いについて

こんにちは。株式会社撮れ高映像部スタッフの宮坂です。今回は、これまでの映像制作現場のアシスタントの経験から、特殊機材のアシスタントとチームのカメラアシスタント(CA)の違いについて書きたいと思います。

まず、特殊機材のアシスタントは、主に用クレーンや、用移動車、クレーンや移動車に使用するレール、カメラ周りの機材などの補助や、ステディカムMoVI(スタビライザー)など様々な特殊機材を取り扱ったり、管理したりするのが主なアシスタント業務です。チームのカメラアシスタントは、に必要なカメラや使うカメラ周りの機材、カメラに電源を送るケーブルやカメラから中継車、VE(ビデオエンジニア)ベースに、映像を送るケーブルを引いたり、撤収したりなど、カメラマンの補助をします。

どちらも共通してる点は、カメラ周りの機材の管理、運搬、メンテナンス、セッティングです。特殊機材のアシスタントをしてた時はこの業界での仕事が初めてだったので、凄く難しいなと感じました。

特殊機材のアシスタントでは、最初にレールの引き方やレールのメンテナンスの仕方を教えていただき、移動車の組み方、クレーンの組み方、掃除、メンテナンスの仕方を教えいただきました。クレーンには、カメラを動かすリモートヘッドを付けるのですか、そのリモートヘッドを動かすケーブルやリモートベースに行くケーブルの引き方など、覚えが悪くよく怒られましたが、今ではいい思い出です。レールのレベル(水平)が取れなく怒られ、クレーン組みも怒られ・・・毎日怒られてました。でも怒られたことによって、その時は気づきませんでしたが、今では怒られた事が生かされる事もあり、今では役に立っており感謝しています。

その後のチームのCAになり、バラエティ、Live、中継、ドラマと様々な現場に行かせていただきました。音楽イベントのライブの現場の場合は、特殊機材のアシスタント業務とCA業務は、似ているようで実際は全く異なりました。CAは一番最初にカメラケーブルを引き、その次にカメラポジションに三脚やカメラ周辺の機材を持って行き、セッティングを行うといった業務や、カメラに関するその他の業務を行います。CAになって特機(特殊機材)のアシスタントの経験が生かされた事は、ケーブル巻きと、機材を大切にすること、そしてメンタルです。

これまでの特機のアシスタントやCAの業務経験は、この業界での仕事に活かせるだけでなく、日常でも活かす事もでき、また色々な現場で色々な人に出会えるので、映像制作の業界で働くことができて、本当に良かったと思っています。

撮影・収録・ロケ・中継・配信・動画編集など幅広く当社テレビカメラマン・CA(カメラアシスタント)・テレビ音声・VE(ビデオエンジニア)がご対応致します。まずは、お気軽に電話メールにてご連絡下さい。。

株式会社 撮れ高 (03-6274-8982)

 

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