映像技術解説

タイムラプスとハイパーラプスについて

こんにちは。撮れ高デスクスタッフです。今回は映像表現として普段から多様されている、「タイムラプス」と「ハイパーラプス」についてお話ししてみようと思います。

タイムラプスとは〜長時間の変化を短時間に凝縮する

タイムラプス(Time-lapse)は、一定間隔で撮影した静止画を繋ぎ合わせ、長時間の変化を短時間に凝縮して表現する「低速度撮影(微速度撮影)」技術です。タイムラプスの活用シーンとしては、主に日の出や日の入り、都市の夜景、人々の移動、天候の変化、建物の建設工事の進捗状況、花の開花等の季節の移り変わりを時間経過を加速して表現することができるため、長時間の変化を短時間で表現することができます。

タイムラプス動画の撮影には特別な機材は必要なく、カメラやスマートフォンで撮影が可能です。タイムラプス撮影ではカメラの固定が重要で、撮影が長時間に及ぶことから、手持ちで同じ撮影ポイントを撮り続けると手振れするおそれがあるため、定点撮影するには、三脚でカメラを固定の上、手振れ補正をオフにするのが望ましいです。固定された状態で手振れ補正がオンになっていると、反対にブレる原因となります。

また、撮影の間隔によって動画の印象が変わることから、タイムラプス撮影においてインターバルの設定は重要です。撮影の間隔が短いと前後のつながりが強く、なめらかな動きとなります。反対に撮影の間隔が長いと、前後の変化が大きいため、切り替わりがはっきりとした動画となります。 対象をどのように見せたいかによって撮影間隔を調節することが必要です。

撮影間隔特徴向いている被写体
1〜3秒なめらか人の動き、街
5〜10秒標準的雲の流れ、夕焼け
30秒〜数分変化が強調建設工事、植物成長

ハイパーラプス〜タイムラプスの進化形

ハイパーラプスとは、カメラを手に持ちながら移動して撮影する映像技法であり、通常のタイムラプスとは異なり、カメラ自体を動かすことでダイナミックで迫力のある映像表現を可能にします。被写体に対してカメラを前後左右に移動させることでパース(視点の変化)が生まれ、建物や風景が迫ってくるような効果や、強い奥行き感を演出することができます。

ハイパーラプスでは、映像のスムーズさが非常に重要です。撮影中の手ブレや揺れは完成映像に大きく影響するため、安定した姿勢でカメラを保持し、手ブレ補正機能を適切に活用することが求められます。また、移動速度が一定でないと映像に不自然さが生じるため、撮影中はできるだけ一定のスピードで移動することが大切です。

さらに、シーン間の連続性やトランジションの流れにも配慮が必要です。被写体や背景の位置関係が滑らかにつながるよう構図を意識し、フェードインやフェードアウト、カットなどのトランジション効果を活用することで、より完成度の高い映像に仕上げることができます。このように、ハイパーラプスはカメラの移動による視覚的インパクトと奥行き表現を特徴とし、安定した撮影と編集によって高い表現力を発揮する映像技法です。

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