皆さんこんにちは!撮れ高映像部の三浦です!
先日、企業向け新作スマートフォンのPR生配信の撮影業務をご依頼いただき、ついに初めてカメラマンとして現場に参加させていただきましたので、今回は撮影現場の様子や業務内容、カメラマンデビューしてみて気づいたことについて書きたいと思います!
入社後初めて現場でカメラに挑戦
今回いただいたご依頼は、販売代理店向けに新作スマートフォンの紹介をする生配信ということで、基本的には関係者のみが視聴できるというものでした。
200人が視聴していると聞き、実際にカメラの向こう側にいる人のことを想像すると、初めてということもありかなり緊張しました。
当たり前のことですが、事前にいただいた台本を読み込んだ上で参加しました。地方出張の現場の翌日で、正直あまり時間が取れなかったのですが、移動時間などを活用して流れや構成などしっかり頭に入れるようにしました。
業務内容
今回は仕込みと本番日合わせて計3日間行われ、初日は10:00に都内スタジオに集合して仕込みからスタートしました!仕込みは大まかに、カメラの設置、インカム、演者さん用のモニター10台の設置などを行いました。
そして今回使用した機材は、SONY PXW-Z200です!
普段弊社のブログで紹介するハンディカムコーダーはHXR-NX5Rが多いですが、こちらのPXW-Z200も現場でよく見かける機材です。

こちらを3台使用し、上手、センター(引き固定)、下手に設置しました。本番はこの3台の内、上手と下手の2台を動かし撮影しました。
画作りの難しさを実感
撮影も、序盤に自己紹介の際に1S(ワンショット)でパンしていくのみで、後半はほぼ固定でしたので、さほど難しくは無いだろうと思っていました。
しかし、リハの際にやはり画角作りやパン、サイズの決め方など、シンプルに見えて実はすごく繊細で難しいと実感しました。
今回の現場には、弊社代表がトライキャスターを使用しSW(スイッチャー)を担当されていましたので、空き時間や終わった後などに様々なご助言をいただくことが出来ました。
まず最初にご指摘をいただいたのは、センターの固定カメラで画を作った際に、天井を入れてしまい上が空きすぎていたことです。天井は切った方が良く、実際に見比べてみると圧迫感も無くなり、個人的には天井を切った方が現実味が減り画面の中に世界が作られていると感じました。被写体の魅せ方についてももっと様々な作品を見て研究を重ねていきたいです。

もう一点難しいと感じたのは、1S(ワンショット)のサイズ感です。
毎回、全員同じサイズにするというのがとても難しかったのですが、インカムで「もう少し引いて欲しい」というご指摘をいただきました。個人的にはもう少し寄った方が良いのではないか、と思っていたところ、休憩中に配信ベースを見に行くと画面にテロップが乗っており、思ったより1S(ワンショット)で抜いた際に出る名前のテロップが思ったよりも大きいことに気付きました。
休憩後は、テロップが顔にかからないサイズを意識して撮影することが出来ました。
今後の課題
今回の現場以降、様々なライブ映像や番組、特に現場で自分がCA(カメラアシスタント)で付いたカメラマンさんの画を見ると、「今のパン綺麗だな」「ズームがかくついてないな」ということに少しずつ気付けるようになってきました。
カメラマンとして独り立ちする為には、技術や立ち振る舞い、心構えがまだまだですので、CA(カメラアシスタント)として入る現場で多くのことを吸収して、私に任せたいと思ってもらえる一人前のカメラマンを目指して頑張っていきます。
自分の画が配信されているという環境にもこれから徐々に慣れていけるように、日々の練習と経験を重ねて更なる撮影技術の向上に励んでいきたいと思います。
お知らせ
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