みなさん、はじめまして!5月に入社しました、撮れ高映像部の中武です!
「未経験だけど、この世界に挑戦してみたい!」そんな気持ちから、私は映像業界に飛び込みました。今回は、私と同じように「興味はあるけど一歩を踏み出せずにいる」という方のきっかけになればという思いで書いてみました。また、実際に飛び込んでみて感じた、カメラマンアシスタントという仕事の「理想と現実」についてお話したいと思います!

映像の世界に惹かれた原点は好きなアーティストのライブがきっかけ
そもそも、なぜ私が映像の世界を目指そうと思ったのか。それは、16歳のときに初めて行った、好きなアーティストのライブがきっかけでした。ステージの熱、音、光、そしてスクリーンに映し出される映像。その全てに圧倒され、感動し、一つの作品として心に残り、「こんな世界があるんだ」と強く胸を打たれました。心が震えたのを今でも鮮明に覚えています。
それ以来、嬉しいときも、落ち込んだときも、私はそのアーティストのライブ映像やYouTubeを繰り返し見ていました。どんな時でも、勇気をもらい不思議と前を向ける気がしていたんです。
「映像って、こんなにも人の心に寄り添えるんだ。今度は、自分が”誰かの背中を押せる映像”を届ける側になりたい」。そう思うようになりました。
理想と現実~実際の撮影業務内容について
実際にこの業界に飛び込んでみて感じたのは、理想と現実のギャップの大きさでした。キラキラした映像の裏側には、想像以上に地道で、目まぐるしく動いていて、細かい段取りや準備が必要な世界で…。正直、圧倒されっぱなしで不安を感じるときもあります。現場に出ても、分からないことばかり。
自分なりに勉強し、頭では理解していたはずのことが、いざ本番になると通用しなかったり、イレギュラーな状況に戸惑って頭が真っ白になってしまったり…。今、私が携わっているカメラマンのアシスタントというポジションは、映像の中心ではないかもしれないものの、撮影を円滑に進めるために欠かせない大切な役割です。例えば、
撮影前の準備
- 撮影に必要な機材をチェック(カメラ、レンズ、バッテリー、照明など)
- 機材のセッティング(カメラの設置、ケーブルの配線など)
撮影中のサポート
- ケーブルが絡まないように整理しながらカメラマンに同行
- バッテリーなどの交換や、状況に応じた柔軟な対応も必要
・撮影後の撤収、搬出
・使用した機材を素早く丁寧に片付ける。
撮影のない日には、事前のロケハン(ロケーションハンティング)では、撮影場所の確認や動線のチェックやどのチームが何を担当し、どんな機材が必要か。そういった情報を整理して、撮影の進行に関わる資料づくりを行ったり、編集作業を手伝うこともあります。日々、学ぶことが多く「自分は本当にこの仕事に向いているのかな」なんて、自信を失いかけてしまう瞬間もあります。
それでも続けたいと思える原動力は「届ける側」になりたいという思い
では、どうしてそれでもこの道を続けたいのか。それはやはり、”観る側”から”届ける”側になりたいという気持ちが自分の中にずっとあるからです。知識も経験も足りなくて、自分の無力さに落ち込む日もたくさんあります。それでも、ふとした瞬間に思い出します。16歳のあの日、自分が映像に感動して、勇気をもらえたこと。「いつか自分の作品で、誰かの背中をそっと押すことができたら…」そんな想像をするだけで、不安すらもワクワクに変わっていきます。この想いを忘れずに、一歩ずつ進んでいきたいと思っています。
求職希望の方へメッセージ
株式会社撮れ高には、香港や韓国など、海外での現地の撮影技術を学んできた仲間もいます。だからこそ、日本だけにとどまらない多角的な視点や技術を日々学べる環境があります。映像の世界は決して簡単じゃないけれど、自信がなくても、経験がなくても、”好き”という気持ちがあればきっと挑戦し続けられる。今、不安の中でこの業界を目指している人がいたら、私も同じところから始めました。
未経験でも大丈夫。私もまだまだ未熟者ですが、一緒にこの業界で挑戦して、一緒に成長していきましょう!
弊社では、ロケ撮影・収録の他、ライブコンサート、イベントの撮影・収録・画出し・編集、中継業務、ライブ配信など、映像に関する業務について幅広く対応可能です!