こんにちは。撮れ高 映像部 池川です。
夏は毎年ライブやコンサートが多く開催されます。弊社も有難いことに、この夏は毎週音楽イベントの画出しや収録、ライブビューイング等のお仕事を頂いております。先日、音楽イベントの収録業務にCA(カメラアシスタント)として参加しましたので、現場でのCAの仕事についてご紹介します。
ケーブル隊としてケーブルを搬入・設置
イベント当日は、多くの場合が始発で集合します。大きなトラックでカメラやケーブルなどの機材が運ばれてきて、荷下ろしから作業が始まります。荷物が整ったら作業開始ですが、この時にいくつかの班に分かれます。私のような新人CAは、その他大勢として「ケーブル隊」に配属されます。
ケーブル隊では先輩CAが「ケーブル隊長」として、ケーブルのルート等指示を出してくれます。ケーブルには全てビニールテープで、カメラ番号を記します。このことを「バミる」と呼びますが、語源は「場を見る」という言葉だそうです。下の写真が、バミったケーブルで、この「1C」というのはカメラに振られている番号で、1番カメラを意味します。
ケーブル隊がケーブルを準備している間に、他の広い場所でカメラや三脚を準備してくれている人がいます。ケーブルがひき終わったら、カメラを各ポジションへ配ります。それからカメラチェックや各所調整をします。
リハーサル中はカメラマンをサポート
音楽イベントにリハーサルというのはつきものですが、映像技術スタッフもそのリハーサルに参加します。そのため、リハーサルまでに全ての準備を終わらせます。カメラマンがリハーサルをしている間は、カメラマンの後ろに助手として、つけるCAとつけないCAがいます。それは当日その場で指名されますが、助手としてつけなかった日にはリハーサルと本番の間、待っていないといけません。待っている間にも、頼まれたものをカメラマンの元へ運ぶという仕事がありますが、私も早くカメラマンの後ろでケーブルをさばきたいです!
撤収作業は持ち出し機材をチェックし搬出
そして本番が終わった終演後、お客様が全員退場されたあと撤収のGOサインが出て、すぐに撤収作業が始まります。まずはカメラと三脚を移動させて、それからケーブルを回収します。自分の会社から出した機材は1つ残らずすべて回収します。機材を回収したら、数量を数えます。例え小さなものでも、ひとつでも無ければ探しに戻ります。それからカーゴ(と呼ばれる大きなかご型の台車)に積みます。カーゴに積んだら、トラックに積みます。これが最後の作業で、スタッフ総出で声を掛け合いながらトラックに載せます。私はこのトラックにカーゴを載せる作業が割と好きです(笑)
音楽イベントでのは朝から夜遅くまで、時には始発から終電までなんてこともあります。それでも演出されたライトに照らされながら踊るアーティストを、するカメラマンに私も早く成長したいです^^
撮影・収録・ロケ・中継・配信・動画編集など幅広く、当社テレビカメラマン・CA(カメラアシスタント)・テレビ音声・VE(ビデオエンジニア)がご対応致します。まずは、お気軽に電話・メールにてご連絡下さい。。
株式会社 撮れ高 (03-6274-8982)