みなさんこんにちは!撮れ高映像部の若月です。先日、ヒップホップイベントの配信収録業務をご依頼いただき、初めてテロップ作成を担当いたしました。
学んだことなど沢山ありましたので、ご紹介したいと思います。
Illustratorを使用して事前にテロップを作成
今回私は配信上で載せるテロップの作成を担当しました。Adobe Illustratorを使用して、撮影本番日の1週間以上前から作成をはじめました。わたし自身が馴染みのないジャンルだったのもあり、ヒップホップというイベントに沿ったデザインを考えるのは最初につまずいたポイントでした。
演者さんや司会の方など28名分の名前テロップ、告知用テロップなど複数の種類を作成したのですが、次に課題となったのは文字の見やすさです。
デザインを優先するがあまり、演者さんの名前が少し読み取りづらくなってしまいました。そのためデザインに大きく変更は出ない程度に、文字を見やすくするという調整にとても時間をかけました。
同じ白文字でも少し黒フチをつけるだけで、見やすさは格段に変わりとても良くなるなど、理解できていることも自分で作業することで、改めて感じることができました。
本番はリアルタイムで決まる登場順に緊張
ヒップホップイベント東京都内の約1,000人収容できるクラブが会場で、カメラは5台使用しての撮影でした。本番では、テロップ出しのサポートをさせていただきました。
今回の大会のルールとしてバトルの勝者はお客さんの拍手で決まります。バトルに勝つと2回戦、3回戦と進んでいくのですが、負けてしまっても敗者復活戦に進むことができます。
1回戦目の組み合わせは事前に決まっていたのですが、4人の演者さんの中で誰からスタートするのかは、舞台上でくじを引き決まる形でした。そのため、演者さんの名前を間違えて出すことのないように、くじの結果を聞くことに必死でした。また、演者さんの顔と名前をわかりやすく載せた紙の資料に、スタートする順番をメモしていき、間違いないか配信マンさんと2人で指差し確認をすることで対策をしました。
2回戦目以降はどの組み合わせになるのかが、バトルが始まるギリギリまで分からないという状況で、1回戦目よりも緊張感が高まりましたが、無事にミスなく本番を終えることができました。
今後のためにテロップに注目
初めてテロップの作成を任せてもらうことができて、とても貴重な経験をさせていただきました。今回学んだことは今後に活かすことができると感じている為、普段からテレビや動画を見る際に、テロップに注目して見やすいデザインなどを自分の引き出しに入れていきたいと思います。
弊社では、イベント生配信以外にも、ライブコンサートの収録・画出し、スポーツ中継、テレビ番組などの撮影・収録、ENGロケ、MV制作など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。お気軽に電話・メールにてご連絡ください。お待ちしております!
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