制作実績

アートプロジェクトの収録にCAとして参加~セッティングの工夫や電源トラブル対処法など

こんにちは。撮れ高の小中です。

今回は福島県の海岸で、昼間にアート花火を打ち上げるという、フランスの有名ファッションブランド主催のアートプロジェクトの収録にCA(カメラアシスタント)として参加させていただきましたので、業務内容をご紹介いたします。

セッティングで工夫したこと

CAの第一仕事は、カメラポジションまでケーブルを引く事です。今回ケーブルが必要なカメラが5台ありましたが、そのうち両端の2台はベースから700メートルほど距離が離れていたため、100mを7本ジョイントしてケーブルを引きます。セッティングが終わった後にケーブルに不具合があった場合に、どのケーブルが不具合があるのか特定するのが大変な為、ケーブルを引く前にベース付近で使用するケーブルに不具合が無いかをチェックを行なってから、ケーブルを引き始めました。

現場で起きた電源トラブルと対処法

今回使用したカメラは『SONY VENICE』というカメラだったのですが、電源がうまく供給されず、電源が付いたり消えたりするような状態でした。ケーブルが悪いとなると、700メートルのケーブルを1つ1つ点検しなければならない為、不具合が起きた時は、正直面倒な事になってしまったと思いました。

しかし、結果的にはカメラに直接取り付けていた光伝送装置を外してカメラの下に置き、バッテリーを光伝送装置を経由せずカメラにセットする事で解決することが出来ました。

今回使用したカメラ「SONY VENICE」(引用元:SONY
光伝送装置「NS/NSRシリーズ」(引用元:PROTECH

今回のロケの感想

2泊3日で海岸での撮影だったにも関わらず、日焼け止めを塗っていなかったので、後日皮膚が剥けてしまうほど日焼けをしてしまいました。猛暑の中、合計2km以上にもなるケーブルを引くのは大変でしたが、海を眺めながら食べるお昼のケータリングは、とても特別な気分で美味しかったです。

弊社では、イベント収録の他、テレビ番組の撮影・収録、ライブコンサート収録・画出し、スポーツ生中継、企業向けのネット配信、ENGロケ、MV制作など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。まずはお気軽に電話メールにてご連絡ください。お待ちしております!

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