制作実績

コンサートの生配信&収録の現場にCAとして参加~開場時からの配信やマルチアングル配信をサポート

みなさんこんにちは!撮れ高 映像部の西川です。

先日、とあるアーティストの生配信ライブコンサートの業務をご依頼いただき、CA(カメラアシスタント)として参加しました。このライブ、普段参加しているものとは少し変わっている特殊な現場でした。

有観客で生配信&映像収録の現場

今回のコンサートは、有観客+生配信+映像収録アリという現場で、実際スイッチャーも、配信スイッチャーと収録スイッチャーの二つあり、タリーも赤と緑で分けられているという現場環境でした。これだけですと「たまにある配信ライブの感じだな」で終わるのですが、今回はプラスでいくつか珍しい配信がありました。

普通ライブ開演前には蓋画と呼ばれる「まもなく配信開始!」というような文言の書いた画像が配信されているのが一般的ですが、この日の配信ライブは少し特殊で、開場のタイミングで既にその蓋画が明けており、会場内のカメラの映像が配信されていました。そのため、いつも開場直前のリハーサル終了後にカメラのバックフォーカスの確認を行ったり、その他細かい調整をしたりするのですが、今回は開場のタイミングから映像が使われるということで、その配信の蓋画に使われるカメラだけ優先的に先にチェックをし、ポジションについて画角を決めておかなければなりませんでした。

マルチアングル配信サービスを提供

また、今回はマルチアングル配信というサービスを行っていました。これは、視聴者がいつでも好きなタイミングで好きなアングルから見ることができる機能で、今回は上手、下手それぞれに配置されたクレーンカメラの映像と、アリーナ客席の中央付近のポジションのレールカメラがマルチカメラ機能の対象でした。

そのマルチアングル配信をしているカメラではタリーとは関係なく、公演中はずっと画が配信されているため、本番中にカメラ周りで作業することがあっても、常に配信には乗っている状態なので細心の注意を払う必要がありました。

普段カメラ周りのアクセサリーの取り付け位置の調整やアクシデントなどが発生した場合の対応は速さ優先で対応することが多いですが、今回の現場では速さよりも、いかに視聴者に分からないように調整するかということが重要でした。滅多にあるような現場ではないですが、このような現場に対応するためには、普段から柔軟に行動するよう心がける必要があると感じました。

弊社では、ライブ・コンサートや各種イベントの撮影・収録・ライブ配信の他、テレビ番組などのロケ撮影の他、スポーツ中継、リモート収録、MV制作など、幅広く対応しております。お気軽に電話メールにてご連絡下さい。

株式会社 撮れ高(03-6274-8982)

撮影スケジュール