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旅番組のENGロケにCAとして~カメラマンごとに異なる使用機材の事前準備について

皆さんこんにちは、撮れ高映像部スタッフの西川です。

先日、旅番組のENGロケ業務をご依頼いただき、現場にCA(カメラアシスタント)として参加しました。この旅番組の撮影業務は過去に一度経験しており、久しぶりの参加でしたが、今回の撮影に参加するカメラマンは初めての方でした。

担当カメラマンごとに事前に情報収集して準備

CA同士でよく話題に上がるのですが、カメラマンによって準備する機材が異なるので、何度も参加したことがある現場でも、カメラマンが変わると初めて参加するような感覚になるほど作業内容が異なるため、業務のシフトが確定したら、カメラマンがどなたなのかを確認して、初めてのカメラマンの時は、一緒に現場に行ったことのあるCAに、使用機材やそのカメラマンのやり方などを確認するようにしています。

現場に入ったら必ず機材伝票を書きますが、CAは初めて行った現場の伝票は写真で保存していることが多いので、他のCAに機材伝票送ってもらうなどして、当日までになるべく情報収集をしておきます。

また、当日前までに、一緒に現場に行くカメラマンと会うことがあれば、直接カメラマンに確認するようにします。また、旅番組のロケは社発時間が早く、始発での出社になり、朝一から確認している時間が少ないので、前日までに不安な部分は確認しておくようにします。

カメラマンによって異なることの多い『照明』

旅番組でカメラマンによって異なることの多い機材は照明です。基本LEDライトを持っていきますが、タングステンのライトも持っていくこともあります。LEDライトはコンパクトなサイズで軽さも軽いので、持ち運びで使用するにはとても便利ですが、光量があまり強くなく、物を照射させる距離が短いというデメリットがあります。

基本的に照明を使うのはインサート撮影をする場合で、LEDライトだけの場合、光量が足りない場面がでてきます。例えば、食べ物にもっと照明を当てて美味しそうに見せたい場合は、LEDライトより光量が強い、タングステンライトを使用する場面があるため、二種類の照明機材を持ち出します。カメラマンによっては、自分でカメラに取り付けて使用できる小さい照明を持ってきていたりするため、LEDライトだけあれば大丈夫というカメラマンもいます。

このように、カメラマンによって準備する機材が変わることもあり、色々なやり方を覚えなければいけませんが、何度も同じ撮影で一緒になるカメラマンとの現場の時に、そのカメラマンが必要としている機材を準備した際に「さすが!分かってるね!」と言っていただいた時は本当に嬉しいですし、とてもやりがいを感じます。

弊社では、ENGロケの他にも、テレビ番組の撮影・収録、ライブ・コンサートやスポーツなどの各種イベントの撮影・収録・中継・画出し、ネット配信、映像編集など幅広く対応しております。まずは、お気軽に電話メールにてご連絡下さい。

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