皆さんこんにちは、撮れ高映像部スタッフの丸田です。
先日、U15バスケットボール大会の前日設営業務をご依頼いただき、現場にCA(カメラアシスタント)として参加させていただきましたので、その現場での様子を紹介していきたいと思います。
今回の撮影現場では、三脚固定のカメラ9台を使用した撮影で、本番前日にカメラセッティングを行いました。
カメラの搬入・セッティング
私は今回、放送用カメラの組み立て、カメラ位置の正確な位置決め、ケーブルの敷設などの作業をカメラマンと行いました。はじめに、カメラ機材・ケーブル・三脚・レンズ等を会場内に搬入して、客席やアリーナレベルのそれぞれ決められたカメラ位置に機材を振り分ける作業があります。その際に、基本的に台車を使って会場の中や、それぞれの客席の階数まで運ぶのですが、その搬入作業が意外と大変だったりします。
指定の位置まで運ぶのにちょっとした段差や低めの天井、エレベーターの段差、他スタッフの出入り等、気を遣う場所や場面がたくさんあります。業務用カメラ機材やその他の運搬物は、安易に買えるようなものではなく、全て高額なものばかりです。また、精密機器ですので落として故障してしまう可能性があります。そのため、このような現場や他の現場でも、カメラセッティングの準備や撤収は、気が抜けない作業だと感じました。そのため、準備する時には一緒に準備する人との意思疎通がどれだけ大切なのかということを改めて実感しました。
現場での掛け声の大切さ
例えば、カメラを受け渡す時にカメラを離したら「離します」、カメラを受け取ったのであれば「もらいました」、台車を運んでいる際にちょっとした段差があったら、気づいた人が「この先段差があります」等の掛け声を言ってあげたり、段差を越える時お互いに「せーの」などの声を出すことによって、安全かつ迅速にカメラセッティングや撤収が行えます。今後は、現場で積極的に声を出していこうと思いました。
また、カメラセッティングや撤収作業は、物を運ぶことはもちろん、高い所に登るという作業も多くなります。誤って機材を落としてしまったら、機材の故障や他スタッフの怪我や事故に繋がる可能性が大いにあり得ます。そのような大きな事故にならないためにも、掛け声一つ一つの重要性がどれだけ大切なのかということを実感しました。
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