皆さんこんにちは。撮れ高映像部スタッフの三橋です。
先日、アリーナ規模での有観客ライブコンサートの業務をご依頼いただき、現場にCA(カメラアシスタント)として参加させていただきましたので、その現場での様子を紹介していきたいと思います。
今回の撮影現場では、三脚ドリーのカメラが5台、三脚固定のカメラが6台、クレーンカメラが2台、ジンバルのワイヤレスカメラが1台、ステージ上の固定カメラが7台、特機のパンサーが1台、移動車が1台あり、全部で23台のカメラを使用して撮影していました。
ステージ前のカメラアシスタントを担当
私は今回、ステージ前の人乗りパンサーのカメラアシスタントを担当しました。パンサーとは、カメラを載せられる車輪の付いた移動式の台車で、上下の昇降オペレートもできる特殊機材です。カメラマンもパンサーに乗ってレールの上を移動でき、インパクトがあるカメラワークを生むことが出来ます。
アシスタントをする上で気をつけたことは、カメラケーブルを移動車の車輪に絡まらないよう、踏まれないようにすることです。もし移動車に絡まったり、踏まれたりしてしまったら、レールから脱輪してしまい、台車が倒れたりしてカメラマンに怪我をさせてしまったり、カメラが壊れてしまったりする可能性があります。
また、ケーブルの断線の原因にもなってしまい、撮影している映像を伝送できずに放送事故を引き起こしてしまう可能性があります。このようなことを防ぐために、常に気をつけながらケーブルをさばいていました。
今回ライブの現場で初めて人乗りパンサーのアシスタントに付かせてもらいましたが、大きなミス、事故も無く業務を終えることができました。また、気をつけることだったり注意を払うことがたくさんあることを学んだので、これから意識して業務に励みたいと思います。
弊社はライブ・コンサートの撮影・収録の他にも、各種イベントの撮影・収録、テレビ番組収録、ENGロケ、スポーツ生中継、リモート収録、ネット生配信など、幅広く対応しております。まずはお気軽に電話・メールにてお問い合わせください。
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