皆さんこんにちは!撮れ高スタッフの西村です。
テレビ業界もコロナの影響を受けて今まで通りの撮影が出来ない中で、出来る限りのことをやって今日まで様々な映像を届けて来ました。その中で配信を行うところが多くなっており、最近では行く現場のほとんどが配信現場になってきています。
先日も医療系セミナーの配信業務をご依頼いただき、現場にカメラマンとして行きましたが、とても工夫がされていましたので、今回はこちらの現場をご紹介します。
観やすさを重視した配信内容
今回の現場は医療系のセミナーで、全国の医療関係に携わっている方に向けての配信でした。基本有観客でセミナーを行う場合、登壇者がパワーポイントなどで資料を会場のスクリーンに展開しながらプレゼンテーションを行う形が思い浮かびます。しかし配信で同じことをやろうとすると、資料を全画面で表示した状態で、話している先生の声だけが聞こえるというクオリティーになってしまいます。
そこで今回の配信現場では、先生の話しているカメラ映像をワイプで入れたり、グリーンバック合成を活用して背景を変えたり、違った資料の出し方をしてみたりなど、映像ならではの技術を駆使して、いかに視聴者に配信でも観やすく興味を持ってもらえるかの工夫がされていました。今回は医療系のセミナーの現場だったため、楽しませるというよりは興味を持ってもらい、今後の医療に活かしてもらうことを重点に置き、配信を行っていました。
医療系イベントだからこそ対策はしっかりと!
どの撮影現場も共通のことですが、コロナ対策はしっかり行った上で撮影に臨んでいます。今回の配信現場では、医療系の配信だからこそ、より一層の念入りな対策を取りながら配信していました。
プレゼンをしていただく先生方は、スタジオには最低限の人数をお呼びして、その他の先生方にはリモート出演で対応して頂きました。自分がコロナウイルスを持っているかもしれない、自分が感染したら他に迷惑がかかるなどの理由で、進んでリモートで対応する先生方も多いです。
医療系だからこそ1番気にしている所でもあるので、プレゼンされる先生は不便かもしれませんが様々な対応をしてもらっています。そんな中でも医療発展のためにセミナーを行っていらっしゃる方々は凄いなと思います。
撮影・配信をオペレートするスタッフとしては、先生方のプレゼンを映像を通して届けることしかできませんが、この配信によって医療の発展に貢献出来るのであればとても素晴らしいことだなと思います。医療現場がコロナの影響で厳しい中で配信を行うのは難しいことかもしれませんが、今後も携われるならやりたいですし、少しでも早く今までの生活が戻ってきてくれることを祈っています。
弊社は、セミナーを含む配信業務の他、ライブコンサートやスポーツ大会などの画出し・収録・中継以外にも、ENGロケ、動画編集など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。お気軽に電話・メールにてご連絡ください。
株式会社 撮れ高(03-6274-8982)