制作実績

生配信の撮影現場にCAとして参加〜ジブクレーンを使用したカメラのサポートを担当

皆さんこんにちは、撮れ高映像部スタッフの丸田です。

先日、スタジオ内でのネット生配信の撮影業務をご依頼いただき、現場にCA(カメラアシスタント)としてジブクレーンという特機を使用した撮影に参加しましたので、ジブクレーンの特徴や、撮影時にCAが配慮すべき点をご紹介します。

シブクレーンの特徴について

ジブクレーンとはその名の通りクレーンのような形になっており、クレーンのアーム先端部分にカメラを装着して、後方の方には重りを使用してバランスを保ち、ハイポジションやローアングルでの撮影を可能にする機材です。標準的な三脚のカメラプレートに取り付けて使用できるため、三脚にドリーを装着することによって移動撮影をすることも可能になり、よりカメラアングルの自由度や画の立体感を生み出すことができ、様々なカメラワークを可能にします。

ジブクレーンを使用することで、スタジオやスタジアムでのスポーツイベントの他、観光地のCM、MV、ショールームのPV、結婚式の撮影、野外でのビデオ撮影、映画撮影など様々なシーンでの演出の幅が広がります。

ジブクレーンアシスト時の役割・配慮すべき点について

その①:クレーンの重りへの配慮

クレーン使用中はカメラを水平に保つために、クレーン後方に重りがついています。この重りは人や物にぶつかると大怪我や物破損を引き起こしてしまうほどの重さですので、十分に配慮が必要です。当然ながらカメラマンはカメラワークに集中しており、後ろの重りを気にしている余裕などありませんので、ジブクレーンにつくカメラアシスタントが、カメラ移動する際や撮影中に周りに人がいないか、また物がないかなど、十分に確認しておく必要があります。

その②:ケーブルへの配慮

ジブクレーンカメラを使用中のカメラ本体などにつなげているケーブルへの配慮です。このケーブルがドリーしている最中、タイヤに引っかかってしまうと事故を引き起こしたり、カメラマンが撮りたい画を撮り損なうことになりますので、カメラマンの方が動きやすいようにケーブル捌きを行うことが大切です。

その③:カメラマンが撮影したい画角への配慮

カメラマンが動きたい場所、撮影したい画角などを十分に予想することです。もちろん、カメラマンの方はカメラ本体を動かしているため、三脚までもを動かすことは困難となります。そのため撮影中はカメラマンの方の目線やリハ中の動きをきちんと確認して把握しておき、いつ動いても良いように常にカメラマンの方に意識を集中させることも大事です。

今回、ジブクレーンを使用しての撮影現場に初めて参加させていただき、配慮すべき点を学ぶ事ができましたので、今後の撮影業務にもしっかり活かしていきたいと思います。

弊社では、生配信の撮影業務の他、テレビ番組のロケ撮影やスポーツ中継やライブコンサート等の各種イベントの映像出し・生中継などの映像・撮影技術の提供の他、動画・映像編集なども対応しております。まずは、お気軽に電話メールにてご連絡下さい。

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