制作日記

新たな5G時代ついて【前編】~映像分野にもたらす影響

皆さんこんにちは!撮れ高 映像部スタッフの平良です。

皆さん『5G』という言葉はご存知でしょうか?

さっそくですが、おそらくブログを見てくれている方のほとんどは、聞いたことがあるのではないでしょうか。

もうすぐ時代が5Gに移行する、もう移行し出している、ということは知っている方もいるかもしれませんが、「移行することによってどうなるのか、自分の身の回りにどのような変化が生じるのか」ということを理解している人は少ないかもしれません。

ですので今回は、大まかな「5G」についての説明と、普段撮影をする映像技術の世界に携わっている人間から見て、5Gが流通することによってなにがどう変わるのか、技術的観点も含めて紹介していければと思います。

5Gとは「 第5世代移動通信システム 」

まず「5G」について、5Gとは「5th Generation」の略で、正式な名称は「第5世代移動通信システム」になります。

移動通信システム???とハテナが浮かぶ人もいるかもしれませんが、スマートフォンを持っている方なら誰しもが必ず使っているシステムになります。これはなにかと言いますと「モバイルネットワーク」、つまりネットを使用するときに必要なシステムなんです。

皆さんは現在、4th Generation(4G)のシステムを使ってスマホからネットサーフィンをしたりしているという状態です。この記事を読まれている方も4Gを使って読んでいる方が多いかと思います。

言われてみると、スマホ画面の上の方に小さく4Gと書いてあったりしますよね!そういえば、7.8年前にスマホが登場して普及し始めた当時は、3Gだったなあと微かに覚えている方もいるんじゃないでしょうか。

3Gから4G、そして4Gから5Gという形で、世代が代わり進化していることは理解して頂けたと思いますが、じゃあ世代交代して具体的に何が変わるの??と思いますよね笑

もちろんパッと思いつくところでは、通信速度の向上、いわゆる「ネットサーフィンして沢山タスク開いてもサクサクで〜」というような高速・大容量・低遅延の環境を日本各地で実現する、といった感じでしょうか。

もちろん通信速度の向上はイチ消費者としてもありがたいことなんですが、5G.5Gと騒いでたったこれだけ?と思う方もいらっしゃると思います笑。はい、、、コレだけじゃないんです!笑 5Gの技術が適用されることで多くの分野でとても大きな変化を生むことになるんです!

5G回線で8K映像を視聴できるように

来年2020年を迎えるタイミングで実用化されると話題になっているのが「4K・8K放送」ですが、実際もう既に始まっているものもあり、2020年には5G回線を使用した 4K・8K放送を視聴できるようになるといわれています。すでに中国では、11/1付で5G技術の商用サービス開始となっています!

これも5Gの支えにより、実現が具体性を帯びてくるものであって、他にも自動車分野の「自動運転」や、ゲーム分野での「VR(バーチャルリアリティ)の体験や空間の共有」など、多くの未来が待っています。

このような分野ごとでの進化を掘り下げた内容を次回記事にて紹介していければと思います!

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