制作日記

知っておくと助かる!撮影現場で役立つiPhone機能豆知識~ナイトシフトについて

こんにちは、撮れ高スタッフの宮坂です!今回は撮影現場で役立つiPhone機能 の 豆知識について紹介します!

ナイトシフトとは?

まずは「ナイトシフト」についてです。この機能を使うと、日暮れと共に画面の色を暖かくする事で目から入る刺激を減らし、よく眠れるようになるそうです。最近は室内の照明などにも採用されていますよね。”暖かい色”というのは照明で言うタングステンで、3200K(ケルビン)などの低い色温度のことを指します。見た目にはオレンジがかって見えます。

ポイントのたまるアプリなどを使っていると、レジでバーコードを読み取ることがありますよね。僕もコーヒーショップで支払いにアプリを使いますが、読み取れないときは、大抵ナイトシフトがオンになっています。そんな時はナイトシフトをオフにして、画面を1番明るくすると読み取れるようになります。店員さんいわく、保護フィルムなどにもよるそうですが…。

皆さんも気づかずにナイトシフトを使用している場合があります

先日ショッピングアプリのCMの撮影で、携帯画面を撮りきろうとしました。デイライト(5600Kなどの高い色温度の白いライト)でホワイトバランスを取っていた事もあり、携帯画面がオレンジを超えて赤っぽく見えてしまったので、ナイトシフトを確認したら、やっぱりオンに!!オフにしたところ、持ち主も知らずに使っていて、オレンジに見えていることもその時知ったそうです。これで色味は解決しましたが、フリッカーが出てしまいました。

フリッカーとは映像がチラつく現象で、画面や蛍光灯をしようとすると現れます。映像は静止画の繰り返しなので、時間を引き延ばして3秒に1枚、1秒かけて静止画が切り替わるとします。それに対して5秒に1枚の速さでシャッターを切り、動画しようとすると、

0..3..6..9..12..15..18..21..24..27..30…
0…..5….10…..15……20….25……30..

と言った具合に、何も写ってない瞬間にシャッターを切ってしまうタイミングが発生します。液晶画面になってあまり見なくなりましたが、皆さんもテレビをしようとして、縞模様が出てしまった経験があるのではないでしょうか!?これはシャッタースピードを調節する事で解消できます。

まだまだ現場で役立つiPhoneの豆知識はあるので、次回もご紹介していきます!

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