制作日記

テレビスタジオのエース「ハンディカメラマン」~腕の見せ所や醍醐味について

こんにちは。撮れ高デスクスタッフです。

テレビ局の収録スタジオには、さまざまな種類のカメラがあります。
高低差でダイナミックな画を生む クレーンカメラ、安定感のある画を押さえる ペデスタルカメラ、そしてスタジオの花形ともいえる ハンディカメラ。今回は、その中でも“スタジオのエース”として活躍する ハンディカメラマン について書いてみようと思います。

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ハンディカメラマンの腕の見せどころ

ハンディカメラは、カメラマン自身が肩にカメラを担ぎ、スタジオ内を自由自在に動き回って撮影できるカメラです。その醍醐味は、演者の至近距離から捉えるワイドショットや、ペデスタルでは撮れないハンディならではの画作りにあります。私も駆け出しの頃、先輩から「ハンディカメラでしか撮れない画を撮れ!」と檄を飛ばされたことを覚えています。

スタジオでは、様々なカメラが同じ被写体(タレント)をマルチアングルで撮影することが多く、その中で他のカメラに見切れないよう、いかに被写体にワイドに近づくかが、ハンディカメラマンの腕の見せどころであり、オンリーワンのミッションです。

下手にポジション取りを間違えれば、自分の体が他のカメラの画に映り込んでしまう――そんな危険もあります。しかし、その危険を掻い潜ってこそ、最大のご褒美である“ワイドで臨場感のある美味しい画”が待っているのです。

ハンディカメラマンの醍醐味〜体力勝負のワンカメショー

肩にカメラを担ぎ、スタジオ中を縦横無尽に駆け回る。その動きはまさにアスリート級です。瞬間の表情を逃さないためには、持久力と瞬発力が必須。美味しい画の裏には、カメラマンたちの汗と努力が隠れています。私が一番体力を使った撮影は、スタジオ内でのお笑いタレントさんたちのいわゆる料理対決番組です。このような場合、調理工程を1台のハンディカメラでひたすら追いかける、いわゆる「ワンカメショー」という手法が使われます。

トークが盛り上がると、1時間や2時間、カメラを担ぎっぱなし。トークの面白い瞬間を撮りつつ、重要な調理工程の手元も逃さないため、様々なアングルとポジションを自分の体で作り続ける必要があります。まさに全身運動。額から汗が滴り落ち、ビューファーが曇って見えなくなったり、同じアングルを保つために腕がプルプル震えたりすることもあります。

長時間のワンカメショーの翌日には、全身筋肉痛で顔を歪めながらスタジオ入りすることも。それも、美味しい画を届けるための代償なのです。ここまで読んでいただいて、「クレーンカメラやペデスタルも格好いいけれど、ハンディカメラマンになってワンカメショーで美味しい画を撮りたい!」と思われたかもしれません。

ハンディカメラマンはベテランだけの特権と思われるかもしれませんが、体力勝負の部分も大きいため、むしろ若手にチャンスが巡ってきます。

将来のカメラマンを大募集中!

当社では、基本的な知識さえ身につければ、このワンカメショーという“美味しいポジション”でハンディカメラマンとして活躍するチャンスを提供しています。
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