制作日記

テレビ業界の繁忙期と閑散期〜忙しさにも波がある

こんにちは。撮れ高デスクスタッフです。

「テレビ業界は忙しそう」「休みがなさそう」と思われがちですが、今回の記事では、デスクとして働く私の視点から、その実情を紹介してみたいと思います。

「テレビの現場は一年中ずっと忙しそう」

多くの人がそう思いがちですが、実際にはテレビ業界にもはっきりとした“波”があります。撮れ高デスクとして日々業務に関わっていると、この波を肌で感じる瞬間がたくさんあります。もっとも分かりやすいのは、4月と10月の改編期です。新番組が立ち上がり、既存番組の入れ替え作業が一気に重なるため、ロケ・スタジオを問わず発注が詰まりがちになります。さらに年末が近づくと、特番や総集編の制作が一斉に走り出し、現場はまさにフル稼働。11月〜12月は一年の中でもっとも忙しい時期と言えるでしょう。

まさにここが正念場です。この時期を乗り切れるかどうかで、業界で働き続けられるかの真価が問われる瞬間でもあります。デスクの電話は鳴り止まず、メールやチャットもパンク状態に。現場に立つカメラマンやアシスタントなどの技術スタッフだけでなく、デスクである私自身もてんやわんやとなります。よって体調管理と気持ちの切り替えも非常に大切です。繁忙期はつい無理をしがちですが、少しでも休憩を取る、睡眠を確保する、こうした基本を徹底するだけで効率は大きく変わります。

逆に、年末進行を終えた1月中旬から2月にかけては、制作の流れがひと呼吸つくタイミングです。また、真夏の7月〜8月も改編と改編のあいだにあたるため、番組によっては収録本数が減り、比較的落ち着きやすくなります。さらに、4月後半や10月後半も改編を乗り切った反動で、少し余裕が生まれることが多い時期です。

「働く時は働いて、休める時に休む」

一年を通して常に動いているように見えるテレビ業界ですが、実は“繁忙期”と“閑散期”という明確なリズムの中で回っています。このリズムを理解しておくことで、スケジュール管理も心構えもぐっと楽になります。繁忙期にはどうしてもシャカリキになって働くことになるため、まず大切なのは体調管理。まさに「体が資本」と痛感させられる時期で、スタッフ一人ひとりが体調を崩さないよう細心の注意を払いながら現場に立ちます。しかし、その繁忙期を乗り越えれば、必ず閑散期がやってきます。

この時期には長期休暇を取ることも可能になり、体も心もいったん“OFFモード”に。ここでしっかりと鋭気を養い、次の繁忙期に向けてリフレッシュするのです。「土曜、日曜もない」と言われがちな業界ですが、閑散期には世間が働いている平日に優雅に連休を楽しむことだってできます。プチ旅行に出かけるもよし、趣味を思い切り満喫するもよし。忙しさの合間にこそ、テレビ業界ならではの自由な時間が広がっているのです。テレビ業界は、「カレンダーに縛られない」そんな、ある意味とても“自由な世界”でもあるのです。

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