制作日記

中途採用で入社した業界未経験のCA~入社1ヶ月後には後輩に指導する立場に

はじめまして!今年の11月に入社しました、撮れ高スタッフの新井です。

入社してから初めてのブログ更新となります。入社前はこの業界とは全く関係のない学校に通っていた為、私は中途採用という形で入社し、カメラの知識も何も分からない状態で、初心者としてこの業界に入りました。

現場では先輩からマンツーマンで指導

最初は先輩と一緒に現場へ行きマンツーマンで教えて貰いました。そこから1ヶ月経ち先日、某アーティストライブ現場の収録依頼をいただき、カメラアシスタントとして参加しました。今までの現場では常に先輩と一緒に現場へ行き教えていただく立場で、稀に一人で現場へ行くこともありましたが、この現場では、来年の春から入社予定の後輩と一緒に参加させていただきました。

これまで教えて貰っていた私が、後輩に教えるという立場になり、とても新鮮な気持ちになりました。今回、現場の会場が少し広かったこともあり、マンツーマンで教えることは出来ませんでしたが、休憩時間に後輩へ分からないことがあったか聞いたり、今回一緒に行った後輩が、初めての現場だったこともあり、不安と緊張でいっぱいだったので現場の話だけではなく、相手の緊張を取りながら世間話なども入れて盛り上がりました。

後輩にレクチャーした3つの作業

私が後輩へ教えたことは、まず一つ目は現場へ到着したら、他社の方への挨拶はもちろん、機材を運ぶことを教えました。番組収録で使う機材とライブ現場で使う機材は、収録場所の広さはもちろん、機材の量の多さも違うので、一人で運ぶのにはとても重く大変なので、必ず声掛けを行いながら二人係で運ぶことを教えました。

二つ目はリハーサルの時と本番前に行う作業についてです。私たちカメラアシスタントがすることは、カメラマンの動きを常に予測しながら、ケーブルを出し戻しすることだけではなく、カメラレンズの交換、三脚の高さを変更する際に手伝うなどを教えました。また本番前には最高に良いものが撮影できるように、「ブロアー」というカメラレンズに付着した埃やゴミを、空気を使って飛ばす道具を使って綺麗にすることを伝えました。その中でレンズ掃除をする時に気をつけることで、レンズペーパーやレンズリキッドを使ってレンズ掃除をする場合には、拭きすぎるとレンズが割れてしまう可能性があるので注意することを教えました。

三つ目は撤収作業です。カメラからケーブルを抜く際、一気に全てのケーブルを取ってしまうと絡まってしまう可能性があることや「カメラを三脚から外した際にはカメラは平らなところに置くこと」、「レンズカバーがあるのであれば装着する」など最低限のことを教えました。

今回、教える側だったので、自分だけに伝わるのではなく、相手に分かりやすく伝えることはとても難しかったですが、これから増える後輩が、いち早く独り立ち出来るようにしっかりと教えて、また自分自身のレベルアップもしていきたいと思いました。

弊社では、コンサートやライブなどの撮影・収録の他にもテレビ番組の収録・生中継・ネット生配信・MV制作・スポーツ生中継など幅広く対応しております。お気軽に電話・メールにてご連絡ください。お待ちしております!

株式会社 撮れ高(03-6274-8982)

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