制作日記

プライベートで某アーティストのライブに参戦~撮影技術スタッフの経験を重ねたことでライブの見方も変化

みなさんこんにちは!撮れ高映像部の西川です。

私は先日、かなり久しぶりに”お客さんとして”某アーティストのライブに行きました。

普段、仕事としてはカメラアシスタントとして頻繁にライブの現場に行っていますが、好きなアーティストのライブがコロナ禍に有観客で開催されなかったということもあり、3年ぶりくらいの参加でした。

さらに、久しぶりで自分の中でのライブ参戦時のルーティンなどが抜け落ちているのに加えて、感染症対策という形でルールが変わっているものもあり、開演までにも色々なことに戸惑ったりしましたが、私が1番戸惑ったのはライブが始まってからの開演中です。

開演中のカメラ位置が気になってしまう

私が仕事としてライブ現場に行き始めてから約1年近くになるのですが、1年間スタッフとしてライブに参加していると、お客さんとして来ていた時にライブをどのように観ていたのか、どのように音楽にノッていたのか分からなくなってしまっていました。

そして、画出しのカメラがどこにいるのか、どこから撮っているのか、何台あるのかということを最初は見てしまっていて、あまりライブ本編序盤の記憶がありません笑。ただ、普段ライブのスタッフを経験しているからこそ楽しめた場面もありました。

元々私はライブ中に曲を聴くのも好きですが、ステージ上のセットがいつどのタイミングで動くのか、トロッコはいつ準備されてどういう動線でどうやって動いているのか、ビジョンに映る映像はどこからどのように撮っているのかなど、演出の裏側を考えながら見るのが好きなタイプでした。

ですので、1年間スタッフとしてあらゆるライブの演出の裏側を間近で見てきたため、今回のライブ演出の裏側もなんとなく分かりながら見ていました。かつては、脳内ハテナマークいっぱいで「どうなってるの??」だったのが、「なるほど…アレをこういう風に使ってるんだ…」という見方に変わり、演出への驚きというものは少し減ってしまったかもしれませんが、新たな発見、気づきがありとても楽しく過ごせました。

違う立場でライブを見て感じたこと

久しぶりのライブ参戦で何よりすごいと思ったのは、ライブの熱量、臨場感です。久しぶりにお客さんとして参加して、改めてそのすごさに感動しました。そして、そのライブというものに普段スタッフとして参加している身として、より感動を伝えられるように現場で行動しようと思いました。

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