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ゴルフ大会中継撮影にCAとして参加~ケーブルの接合部分の雨対策が大切

こんにちは。撮れ高部スタッフの池川です。

本日も未経験で撮れ高に入社した私が、CA(カメラアシスタント)として経験した事について書かせて頂きます!

先日、東北地方で行われたゴルフの大会にて勤務して参りました。東京から車で4約時間の長い道のりでした。4泊5日の出張でしたが、前半2日間が準備、中1日が予備、後半2日が本選の中継でした。

準備はどの現場も同じでケーブルをひくことがCAの作業のメインとなります。今回は、50mや100m、150m、200mと長さの違うカメラケーブルを組み合わせて使用しました。200mともなると、重すぎて二人掛りで運ぶほどです。ゴルフ場は広いので、主に200mのカメラケーブルを使用しました。

私はゴルフ場へ行ったのは初めてでしたが、想像以上に広かったです。更には野外での作業で、日陰もないので5日間で今までの自分の人生分といっていい程の汗をかきました!レインコートを着て汗をかくのと、レインコートを着ないで雨に濡れるの、洋服は多分同じ位の濡れ具合でした。(笑)

広い会場内にはケーブルを引くためには、トラップとなるような箇所がいくつもありました。例えば川や森です。川を渡るときには橋の下を通して紐で橋にくくりつけました。中継車近くの道路を渡る際は、ケーブルの本数が多くて危ないので、道路の両側に準備されている棒を通して上空を通します。木の上にくくりつけて渡した場所もありました。今回現場に来ていた他のテレビカメラマンや先輩CAのみなさんは、ゴルフ中継のベテランの方々でしたので、いつもの方法を指示して頂き、皆で力を合わせてケーブルを引きました。

今回は天候が悪く、雨が降ったり止んだりしていました。ビデオカメラやモニター等の機材は、雨等の水分に弱いのでしっかりと雨対策をします。特に大切なのは、ケーブルのジョイント(接合)した部分の雨対策です。ケーブルに水分が入り込むとケーブルが接続不良となり、最悪の場合映像を送ることが出来なくなります。雨対策のビニールをつけるだけではなく、ケーブルを置いておく時はそのビニール内に水分が入り込まない様に木にくくりつけます。

ビデオカメラの雨対策についてですが、ビデオカメラ用のレインコートがあって、中継中いつ雨が降ってもすぐに対応出来るように自分の傍に置いておきます。レンズに水がついてしまった時のキッチンペーパーやレンズペーパー、汚れを吹き飛ばすブロワー等も必須道具です。すぐに取り出せる様に準備しておきます。

準備中もゴルフ選手の方が練習をしているので、練習の合間を縫っての作業でした。事前に先輩CAから聞いていたように、プレイ中は一切音を立ててはいけないので、当たり前のことですが、常に周りを見ながら作業をし、いくら遠くても選手がゴルフボールを打つために構える『アドレス』という体制に入ったら、1ミリも動かずに作業を中止していました。

様々な現場に行くとその先々で臨機応変な対応が求められます。自分はまだ知識不足なのでたくさん勉強して、まずはCAとして一人前になれる様に精進していきたいと考えました。

当社では、経験・未経験問わずスタッフを募集しています。日々の研修で先輩スタッフが優しく丁寧に仕事を教えていきます。また、急なロケの発注や、・収録・中継・動画編集・海外ロケなど、幅広く当社のテレビカメラマン・CA(カメラアシスタント)がご対応致します。求職をご希望の方、お仕事ご依頼の方、お気軽に電話メールにてご連絡下さい。。

 

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