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特撮番組の撮影にCAとして参加~役者や操演によるアクションを初体験

撮れ高CAスタッフの宮坂です。本日は、私がCA(テレビカメラアシスタント)として、先月参加した特撮番組のことを書きます。

特撮番組とは?

今回の『特撮番組』とは、いわゆる子供向けのヒーロー戦隊ものです。特撮と聞いても当初はあまりピンと来ませんでしたが、以前参加したドラマの現場で出会った方に、特撮の現場に参加されていた方がおられたので、その方に甘い現場ではないという事など、様々教えて頂いてから出勤しました。現場はかなり忙しく、その言葉通りでした。

基本的には、大泉学園駅から徒歩15分の所にある、東映東京撮影所に集合して全員で移動していました。撮影所から家まで離れており、朝も早いということもありましたので、撮影所に宿泊しました。そして撮影の日はハイエースに機材を積んで、都内からロケ地に移動しました。現場に着いたら機材を下ろし、撮影に使う機材をセッティングしてカメラテストをしてから、本番になります。

使用したカメラはPanasonicのVARICAMというシリーズのカメラでした。VE(ビデオエンジニア)ベースとカメラを繋ぐケーブルはBNCケーブル(映像ケーブル)2本とLANケーブル(普段はインターネットに繋ぐケーブルですが今回はカメラをVEベースから操作できるようにするケーブルにしてました)の計3本を、ビニールテープを使って抱き合わせて(まとめて)使用していました。

屋内外の様々なスポットで撮影

移動先では様々なスポットでしました。海沿いや、雑居ビルや学校、ゴミ回収場など、今までにで使用したことのないような場所もたくさんありました。外での以外にも、所内では合成用の素材をグリーンバックを使いながらもありましたし、所や所近くの百貨店の地下駐車場など、様々な場所でのを見ることができて勉強になりました。

今回を行った特撮番組は、地上波で放送されているもので、自分も幼い頃によく観ていました。普段のとはまた違った経験もでき、携わる事ができて良かったです。特に、特撮の現場ならではのアクションも凄かったです。スタントマンの方のスーツを着た殺陣が、言葉では表せない程カッコよく、思わず見入ってしまいました。あんなに激しく動くことを考えると、相当な体力が必要だと思いますが、男性なら誰しもが憧れた存在ではないかと思います。

操演さんによる演出に感動しました

また、アクションの次に操演さんによる爆発やワイヤーアクションも凄かったです。ちなみに、操演とは、日本の映画・テレビ番組等で、ワイヤーアクション、ミニチュアの操作や火・水・風・大地における自然現象の演出を担当する役職で、 海外ではフィジカルエフェクトと呼ばれる分野です。(詳しい内容は、wikipediaの『操演』をご確認ください。)操演さんの演出も言葉にできないくらい感動しました。初めて特撮現場に関わることができ、とても勉強になりました。

特撮現場は大変な事もあり、まだまだ自分は助手として未熟な部分ばかりなので、もっと自分をストイックに追い込んで、なににでも使える助手に成長したい!そう思えるようになった現場でした。

当社では、経験・未経験問わずスタッフを募集しています。日々の研修で先輩スタッフが優しく丁寧に仕事を教えていきます。また、急なロケの発注や、撮影、収録、中継、動画編集、海外ロケなど、幅広く当社のテレビカメラマン・CA(カメラアシスタント)がご対応致します。求職をご希望の方、お仕事ご依頼の方、お気軽に電話メールにてご連絡下さい。

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