制作実績

テレビ番組のインサートロケにCAとして参加~一日の撮影業務の流れ

こんにちは。撮影部スタッフの池川です。

先日、テレビ番組で使われたレストランのインサートロケの業務をご発注いただき、CA(カメラアシスタント)として同行しましたので、その業務内容についてご紹介いたします!

まず、インサート撮影とは、テレビ番組で紹介された料理やグッズなどを、番組収録とは別に行う撮影の事です。

最寄り駅やレストランの内外を撮影

まずは、朝集合してから機材を車に積み込み、車で移動して外観の撮影を行います。最寄り駅のカットやレストランの外観を撮影します。その後は、レストラン内の撮影です。レストランに着き、担当者様に挨拶を済ませ、素早く撮影の準備にかかります。まずはレストランの内観を撮影です。レストランの営業前の誰もいないところを撮影し、お店の雰囲気を伝えます。

次にCAの私がすることは、レストランの中での撮影に使うモニターや照明機材の設置です。モニターは、カメラに写っている映像をテレビカメラマン以外のスタッフが確認するために使います。照明を設置する際、光量やどの照明を使うかは、VE(ビデオエンジニア)さんが決めます。その間、テレビカメラマンは厨房の中の撮影だったり、調理者がどの様な手順で調理するのかを伺います。準備が完了しましたら調理を開始し、撮影に挑みます。

料理の湯気があるうちに角度や撮り方を変えて複数のパターンを撮影

出来上がった料理は湯気のあるうちに素早く撮影します。その為、スタッフ全員で協力し、角度や撮り方を変えて幾つものパターンを撮影します。撮影中にCAがすることは、テレビカメラマンが移動する際に三脚を伸ばしたり縮めたり、照明を持っていることです。テレビカメラマンが撮影を円滑に行うために、常に気を配って自分にできることをします。

分からないこと、自信がないことはテレビカメラマン又はVEに聞くと、優しく教えて頂くことができます。撮影が終わると素早く撤収です。照明をすべてバラシて箱にしまい、使った机や椅子は全て元の位置に戻します。

ちなみに、「撮影に使用した料理は全てスタッフが美味しく頂きました。」は本当です。時間が経っていても、残さず全部頂きます!急いで食べるのがもったいないですが、食べ終えてお店の方に挨拶をして、次の現場に移動します。

日が落ちる前に全て撮影するため休憩なし!

インサートロケ中は休憩はありません。なぜなら、お店ごとにお約束の時間が決まっていて、オープン前でしたり、日が落ちる前にを撮影済ませなければならないからです。お店3件の撮影が終わる頃には夜になっていて、会社に戻って機材を元の場所に戻し、その日の撮影業務は終了です。

未経験で入社した私ですが、現場で様々な方にご指導頂き日々できることが増えていることを実感します。事務所の研修では経験できないことでも、現場で他のスタッフの方が優しく教えてくださりますし、間違っていることは的確に指摘してくださいます。

また、現場ごとで様々な方に出会うことができるのも、この仕事のいいところです。行きの車内では緊張して話もできなくても、帰りの際には「また会うとき、こんなにできるようになったんだって思わせてね」と言って頂き、より一層、頑張っていこうと思いました。これからたくさんのことを学び、様々な現場で活躍できるよう日々精進して参ります。

当社では経験・未経験問わず日々の研修で、優しい先輩方が丁寧に教えていきますので、興味がある方は当社お気軽にお電話・メールをお待ちしております。また、急なロケの発注や、撮影・収録・中継・動画編集・海外ロケなど、幅広く当社テレビカメラマン・CA(カメラアシスタント)がご対応致します。まずはお気軽に電話メールにてご連絡ください。お待ちしております!

株式会社 撮れ高(03-6274-8982)