皆さんこんにちは!撮れ高スタッフの西村です。
弊社のスタッフはサッカーやゴルフ、野球など様々な中継現場に行っています。現在は新型コロナウイルスの影響で延期や中止になっていますが、今年も多くのスポーツ中継現場に行く予定になっています。
それらの中継では視聴者にリアルタイムでお届けするのがメインですが、撮影チームはそれ以外でもスポーツ中継において大切な役割があります。今回はその役割についてご紹介いたします。
リプレイはどのスポーツにも必要不可欠!
スポーツではたくさんの良いプレーや際どいシーンでは判定に困ってしまうこともよくあります。もちろんスポーツ中継ではどのプレーも逃すことなく撮影しているのでリプレイとして使われることも当然あります。
良いプレーなどもう1度見せることにより、感動をもう1度感じることが出来たり、万が一見逃してしまったとしてもリプレイで観れるので、視聴者の方やスタジアムに来ているお客さんのためにもこういったプレーの撮影も中継と同時に大切になってきます。
特に際どいプレーの場合は審判の判定に意見したいときも多々あります。そんな時に野球では「リクエスト制度」、サッカーで「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)制度」と呼ばれるものがあります。これらを簡単に言うと、この制度を利用して審判に申し出ることで、審判がプレーのリプレイを観て再度判定をするというものになります。
そのリプレイも様々な角度から撮られた映像が流れますが、これらも撮影しているカメラがしっかり撮っていなければ、そもそもこのような制度を使っても判断するための素材がないのでここの撮影も大切になってきます。専用のカメラなども設置してあることもありますが、それ以外にも中継のカメラの映像も使用することでバリエーションが増え、正しい判定に近づくことが出来ます。
判定もカメラがサポートしています!
様々なスポーツの判定もカメラがサポートしている場合があります。野球ではタッチアップと呼ばれるものがあり、ランナーは打球を捕球した後にスタートできるので、ランナーを撮影しているカメラもあり、その映像のおかげでタッチアップの判定が出来ることもあります。
サッカーではオフサイドというルールがあるので、スタンドにはオフサイド専用のカメラもあります。常にオフサイドラインを撮影しているのでオフサイドの際はそのカメラの映像を使い、オフサイドラインを見せています。
スポーツ中継では視聴者に映像を届ける以外にも、様々な場面で映像がサポートしています。特にリプレイはどのスポーツ以外にもよく使われているので視野を広くして、様々な映像が撮影出来るように努力しています。
弊社は、ライブコンサートやスポーツ大会などの画出し・収録・中継以外にも、ENGロケ、ネット配信、動画編集など、映像に関する業務について幅広く対応可能です。お気軽に電話・メールにてご連絡ください。
株式会社 撮れ高(03-6274-8982)