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ミラーレス一眼レフカメラを使用してシネマティックに撮影にする2つのコツ

こんにちは!株式会社撮れ高の上原です!

ここ数年流行っている『シネマティック』という言葉をご存知でしょうか?最近ではスマートフォン等にも、シネマティックモードという撮影モードが搭載されていたり、まるで映画のような、臨場感(エモい)のある映像が撮れると、巷で話題になっています。

映像業界では映画を撮るための、シネマカメラというものがあるのですが、ここではシネマカメラを使わずに、ミラーレス一眼レフカメラで、よりシネマティックに撮影するための2つのコツをご紹介したいと思います。

コツその①:フレームレートは24P

まず、シネマティックに撮影するうえで一番と言っていいほど、欠かせないことは、フレームレート値を24pに変えることです。正直この設定をするだけでぐっとシネマティックになります。24pとはよくパラパラ漫画に例えられるのですが、1秒間に24枚のパラパラ漫画を見ているイメージです。

YouTubeやテレビ等でよく使われる30p、60p、60i、等と違い、映像の質感が柔らか(ヌルヌル)過ぎていないことが特徴だと思います。バラエティ番組やライブ等であれば、ある程度のヌルヌル感が欲しいのですが、シネマティックにはエモさが欲しい!その為、24pのちょうどいいコマ落ち感が、良い意味でヌルヌルし過ぎていない事が、とても重要だと思われます。

コツその②:レンズの絞りとぼけ感

2つ目はレンズ選びです。レンズはカメラで撮影を行うで欠かせない必需品です。レンズ選びで大切な事はズバリ絞りの数値によると思います。少し難しいのですが、絞りが開放に近づけば近づくほどに、『ぼけ感』は強くなっていきます。

映画において、『ぼけ感』とは非常に重要な要素の一つで、わざとピントを外したり、被写体以外の物を全てぼかしたりすると、悲愴的に思わせるシーンや情緒的に思わせるシーン等、感情をコントロールするうえで、カメラワークに並ぶ大切なものです。ここを意識することで、よりシネマティックに撮影することができます。

いかがでしょうか。今回は、シネマティックに取るための、フレームレートとボケ感について説明させていただきました。シネマティックに撮影されたい際には、参考にしていただけると幸いです。

弊社は、テレビ番組などのロケ撮影や、ライブ・コンサートやスポーツ等各種イベントの撮影・収録・中継、リモート収録、ネット生配信など、幅広く対応しております。まずはお気軽に電話メールにてご連絡ください。お待ちしております!

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