みなさんこんにちは、撮れ高映像部スタッフの丸田です。
先日、ネット配信業務をご依頼いただき、撮影現場にCA(カメラアシスタント)として参加させていただきましたので、その現場での様子を紹介していきたいと思います。
ベース周りのケーブルセッティングについて
今回の撮影現場では、三脚固定のデジカメラ1台・スイッチャー・ミキサー・テロップPC・配信PC・資料PC等のベース機材を含めた機材セッティングを行いました。番組構成としては、カメラ画や資料スライドを切り替えて映していく、セミナー系のオンライン番組といった感じでしたが、システムは少し複雑で、セッティングも大変でした。
ベース周りの機材セッティングでは、このPCは何のためのPCで、画をもらいたいのか画を受け取りたいのか、またどのモニターやPCに画を届けたいのかなどの把握が必要となります。それぞれの機材の意図によって、このケーブルはここのoutからあそこのinに繋ぐんだな、といった理解ができます。
このoutとinがもしも逆の状態でケーブルを接続していたら、映像信号が正常に受け取れない、映像が映らないなどの事故の原因になりますので、ベース周りをセッティングする際はきちんと確認をしてケーブルを繋ぐ必要があります。きちんと確認をしながらケーブルを繋ぐことも大事ですが、それと比例してスピードも大事になってきますので、きちんと把握して事前に何回かベース周りを組んで予習しておくことが大切だなと思いました。
生配信中のトラブルを想定した準備が大切です
また、今回の現場では資料PC、テロップPC、配信PC、バックアップPCが必要となり、その通りに組みましたが他の配信現場となりますと、使いたい資料や使いたいPC、用途、やりたい画面構成などが変わってきます。その都度に先方の要望などを聞きながら、ケーブルの繋ぎ方、使いたい機材、PC等をケースバイケースで用意または準備することが必要となります。
今回の配信現場に参加させていただきましたが、生配信などの現場では生ですので、まずは放送事故が起きないことが前提ですが、万が一放送事故が起きた際にも対処できるように、常にトラブルを想定して勉強しておくということが大切だなと実感しました。
弊社ではライブ・コンサートや各種イベントの撮影・収録の他にも、テレビ番組収録、ENGロケ、スポーツ生中継、リモート収録、ネット生配信など、幅広く対応しております。まずはお気軽に電話・メールにてお問い合わせください。
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